たとえば知識や理論のようなものを共有する
ことはそう難しくない。
多くの経験やノウハウを有する先達が後輩に
知識を伝授していくことで社会に普及させら
れる。
そして、そのためには時間共有の場所とペー
パーと少しのツールの準備のみがあれば良い。
従って、キャリア・カウンセリングの知識を
普及しようとした時には(優れたノウハウを
共有しようとした時には)、その普及しようと
する知識を何らかの形で仲間に伝達すれば良
いのだ。
それは、場所を共有する「研修」でも良いし
、文学に於ける同人誌のようなものでも可能
だ。
更にいうとホームページでのブログ、ツィッ
ターなどによる発信も可能だとも思う。
問題は、こうした発信が盛んに行われていて
知識の吸収が頻繁に出来るような環境が社会
に出来上がっているかどうかだ。
私は、最近のSNSを閲覧しながら、こうし
た情報の不足を強く感ずる。
であるから、せめて我々の組織の有する知識
は出来る限り公開していきたいと思っている
訳だ。