一番苦しいときに出口を見失うことがある。
そういうときに教訓を垂れるような本は読ま
ないほうがよい。
むしろユーモアがあり、優しさにみちた本を
選択すべきだ。
このことはカウンセリングマインドに通ずる
ものがあると思われる。
上から目線で教訓を垂れる。
こんなカウンセラーはあまり居ないと信じた
いが昔居たことがある若者支援の場所では、
相談者が自分の子供くらいの歳であることに
かまけて上記のことを行ってはばからない人
間も散見された。
何故、相談者に寄り添って相談が出来ないの
か。
断定的な口調で(命令口調で)、何かを伝達し
ている。
コンフロンテーションも使い方によれば逆効
果になる。
カウンセリングとは相談者の気づきを促す仕
事であり自説の強要は全く必要がないことを
肝に銘じて仕事をしなければならない。