志望動機に書くべきことを以下に記します。
・自分のどんな能力・経験・性格を活かした
いか
・会社を選択した理由
・どんな能力・経験・性格を活かしてどんな
仕事に取り組んでいきたいか
・やる気・意欲を示す
これへの対応を具体的にどんな風にやるかと
いうと、1番目の「自分のどんな能力・経験
・性格を活かしたいか」についてはまず自分
の個性や経験や能力をしっかり自己分析しま
す。
その方法としては、様々な自己分析シート(
ネットや就活本にて入手可能)に項目別に記
入していきます。
これについては私自身が過去に就活していた
時にセミナー講師に2日くらいかけてゆっく
りやってほしいといわれ取り組んだが実際に
は1日しかできなかった記憶があります。
しっかりやり抜いたと自覚できることが重要
です。
次に経験も同様の自己分析シートに記入して
行います。
経験は、その内容以外に、その職務内容と担
当時の実績・成果や仕事に当たり心がけたこ
と・仕事を通じて身に着けたことも記入しま
す。
性格・個性は自分で思っていることも重要で
すが、テストで確認することも重要です。
自分をテストなどで客観的にみて、よく知る
ことが良いでしょう。
そして友人・知人がいう「あなたは○○な性
格だよね」という風な言葉により分かる、他
人の評価みたいなものも大事です。
これをグループ単位で確認するものとして「
ジョハリの窓」というワークがあります。
これらの方法で自己理解をすることが基礎と
なるのです。
二番目の「会社を選択した理由」への対応で
すが会社をしっかり様々な情報から企業分析
してから書きます。
企業分析の方法としては
パンフレットやホームページから調べていき
ます。
私が過去に行った就活では、ある企業のパン
フを見て初めて、その企業の売上規模を知り
驚いた経験があります。
また、現在は北海道で、その業界のトップク
ラスの企業が10年ほど前にはパンフレット
すら整備できていなくて、ホームページの極
々断片的な情報のみで応募したということも
ありましたが今は情報化時代ですので整備さ
れています。
企業情報を得るためには、輻輳した様々なソ
ースから調べる必要があると考えましょう。
ホームページやパンフは最優先で調べるべき
ものです。
昔、高校生の支援をしていた時に面接の集団
トレーニングをしました。
1回目に5、6人の生徒の中で一般的な質問
にもっとも答えられなかった生徒が3回目の
時の個別面接トレーニングで応募、面接先の
企業内容をしっかり調べ上げてきたことに驚
きました。
ホームページを隅から隅まで見て、頭に叩き
込んだ成果です。
余談ですが、その生徒は「当社について知っ
ていることを言ってください」との質問に上
記のような立派な対応をしたのですが「それ
以外のことで知っていることは」に対して、
客としてレストランを訪れた時の従業員の対
応やその店舗の印象を話し並々ならぬ関心を
アピールしました。
つまり企業情報は書類やデータからだけでは
なく、その企業や製品からも得られるという
ことです。
そして、民間の信用調査会社のデータに出版
物として「帝国データバンク企業名鑑」「東
商信用録」があります。
これも活用すべきものになります。
上記のような企業情報から自分はそのどの点
に魅かれたのか(複数でももちろん良い)を
しっかり書き、会社を選択した理由をきちん
と書くことがポイントとなる訳です。