毎日の蓄積があるから仕事に自信が持てる。
もし、毎日、漫然と遊んで暮らしていたら自
信のつきようもない。
ただ、仕事をしていたとしても、その仕事が
単純労働で時間経過のみで一日が過ぎていく
ようなものであっても本質的な自信には繋が
りにくいのではなかろうか。
仕事には貴賤は無いが、収入だけが目的では
いささか悲しい。ましてや、その収入が意味
を持たない遊興のためにのみ費やされるとし
たら上記の毎日、漫然と遊んで暮らしている
状況と大きな差はない。
そして、意味を持って仕事をしている時間の
蓄積もない
ことから薄っぺらな言動が常になるだろう。
そういう人間と話すとすぐに遊興の話しにな
るか、そのような人生が家族に忌諱されてい
ることの愚痴になりがちだ。
当たり前のことだ。
家族が、そのような軽薄な人間を認める訳は
ない。
そして孤独な悲しい人間は、更に遊興にのめ
りこんでゆく。
そして、外見ばかりを整える、妙に気障な人
間になりがちであることに気がつかないのは
本人だけということになりがちだ。