フリーハンドでカウンセリングできること | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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フリーハンドでカウンセリングできることは

極めて重要。

いろいろな制限がゆとりあるカウンセリング

を変質させる。

以前、経験したことだが相談時間の制限や、

就職率のノルマや兼務体制での業務量の増加

による余裕のないカウンセリングの強要がカ

ウンセリングの成功を覚束なくする。

その結果、人生の問題を扱うのではなく就職

させることのみに走ったり、管理者が余計な

介入をしてしまうなどの悪例をかなり見た。

少なくとも管理者はカウンセリングの勉強を

すべきだし、もし勉強が何らかの理由で出来

ないとすれば無駄な介入はしないほうが良い。

そういう意味で、我々の組織では物理的な理

由で一回の相談時間の制限はあるものの継続

した相談は続けることにしている。

それは、人生の問題を扱うのに相談時間の不

足で相談者が不満をつのらせることを防ぐ唯

一の手段だと考えるからだ。

こうした姿勢は相談業務に関わるあらゆる組

織や個人に共通で必要とされることだと考え

るのは私だけであろうか。