経済が発達して物質が豊かになり、日々の暮
らしが豊かになる。
こうした社会を我々にもたらしてくれた先人
に感謝する。
便利なことは必要だが過剰な便利さは求めて
はいけない。
一定のところで満足する習慣をもつことも必
要だ。
「ミニマリスト」までの徹底は難しいとは思
うが、物を持たずに暮らすコツは身に着ける
必要は高いのではなかろうか。
そうしたコツの一つに「代用する」と「借り
られるものは借りる」というのがある。
最近のシェアハウスやゲストハウスや民泊や
カーシェアなどは、この例のひとつと言える。
また、「洋服、靴、化粧道具…などは、持って
もいい許容量を決める」というのもあり、こ
の意味では最近のリサイクルの活用で許容量
の維持は実現可能であろう。
こうした諸々の方法で省いたモノやお金や時
間はどこに流れ込むべきなのか。
私は経験、体験や教養の養成やもの作りに流
れ込むべきだと考える。
物質から体験、行動、頭脳労働などへの志向
に変わるべきではと考える。
何故なら、後者は人間のみが実現可能だと考
えるからだ。