満足なカウンセラーとしてある為に 3 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

カウンセラーとしてやるべきではない、自己

の価値観の押し付けや教唆が過去の職場でよ

く見られたのは何故なのだろうか。

過去の職場が満足なカウンセラーの集団でな

かったからだ。

その理由はいくつかある。

その理由は次に書いてみたい。

第2に、現在の地位に安住しがちな職場だっ

たことも大きい。

何故か女性カウンセラーが多く採用されてい

た職場だったが、女性の平均賃金からすると

賃金は決して低くはなかったことや資格が割

と簡単に取得可能なことから、一端、就いた

職から離れたがらず、前述の競争のない環境

で安定のみを求める傾向が強かったことがあ

った。

また、カウンセリング内容のチェックなどの

評価もなく、全く競争のない環境であったた

め自分の能力の向上には関心がなかったこと

も大きな要因であったと思う。

従って、自ら職場環境の変化を求めて職場転

換を希望するものはごく少なく、長々と同一

職場にいる人間が幅を利かせがちな空気が職

場に蔓延する状況となっていた。

  1. 2の理由以外にもカウンセリングによ

るキャリア開発という本来の目的がきちんと

評価されず「お手軽マッチング」での就職や

事務処理量の多さが評価されるなどの要素も

職場を満足なカウンセラーの集団でなくさせ

ていたように思う。

この解決のためには、人事ローテーションの

活発化やカウンセラーとしての能力向上研修

や自己啓発促進への助成制度の開発が待たれ

るところではなかろうか。