毎日の蓄積があるから仕事に自信が持てる。
もし、毎日、漫然と遊んで暮らしていたら自
信のつきようもない。
そして、蓄積もないことから薄っぺらな言動
が常になるだろう。
そして妙に気障な人間になりがちだ。
こういう人間もかなりの数見てきた。
自分がこのような人間にならぬことは肝に命
じているが,気づかぬままに変わっていない
ことを祈るばかりだ。
また、権威に寄りかかったものは自らの力を
鍛えることを怠りがちになる。
自己研鑽を怠り、愚にもつかない会議や宴会
を繰り広げがちだ。
そして、その空気に染まり、むしろ退化して
ゆく。
自分たちの妙な権威の維持のために集団化し
組織化し、自分たちの権益の増加に腐心し始
めるであろう。
従って、社会への貢献や奉仕といった徳目に
は目をつぶりがちになる。
仕方のないことだ。元々、権威や権力が欲し
いだけの他人には厳しく自分に甘い怠惰なも
のであるから。
あわよくば、組織の傘下で自分の利得が増え
、楽に自分の仕事の領域が増え、その利得で
自分の下らぬ遊びで怠惰な時間を過ごすこと
が出来れば満足するようなものであるから。