実力がないのに過去の地位とか自分の業績を
誇る、馬鹿な年寄りにはなりたくないものだ。
いまか将来に何をするか、ということのみが
個人に問われている。
何もできないとすれば、いまから何をするか
を探すべきだ。
単にボーっと暮らしても、何かに賭ける人生
を送っても一生はいつか終わる。
最近知り合った、あるグループの人達は自分
たちのやっている活動の改善に極めて意欲的
だ。
例えば、活動の機会を増やすために分科会を
実施して合宿をしようなどと言いだす。
また、今は3,4時間単位でやっている活動
を一日中やってはどうかなどとも言う。
この人達は、酒場で過去の自慢話を長々と語
るような情けないことはしない。
語ったとしても淡々と事実だけを語る。
そこに誇張や自慢の要素は少ない。
つまり、いまやっていることに意欲満々なの
であり過去に執着していない。
であるから人間はいくつになっても自分がや
るべきことややりたいことを、いつも持って
いることが必要だということだ。