最近、流行っているものの一つに小商いがある。
小資本で自分の作ったものなどを店舗やネット
で売りあまり大きな利益は狙わないものを指す
らしい。
そういう意味では、近所にもショッピングセン
ターの一角に売り場を約100人のアクセサリ
ー作家?が共同で借りて販売しているところが
ある。
これも一種の「小商い」なのであろう。
これならば、せいぜい数十万の出資で済みそう
で、誰でも出来そうだ。
こんな感じのものの一種にNPOがある。
これも、一人一人の出資は極小で済むものの一
つであろう。
双方は似たものであるが、全く異なる部分があ
る。
形態としてはNPOは起業の方に近い。
関係省庁への届け出は必要だし、法務局への登
記も要るし、税務署への届け出も要る。
したがって、立ち上げにはかなりの苦労が伴う。
また、設立の時の10人の社員も必要だし、取
決め次第だが役員も、なり手が必要だ。
ここは一人でも簡単に始められ、収益が少額な
「小商い」とはかなり違う。
税金の支払いも「小商い」は確定申告に申告す
る程度でよいだろうが、NPOは都道府県や市
町村に対して税の申告が必要だ。
このことは起業も同一であろう。
従って、「助走的な経験」を楽にやろうとすれ
ば「小商い」こそがベストといえよう。