失業率や有効求人倍率のここ数年の改善で社
会での就職支援が勢いを失ってきた。
若年者の就職支援は新卒の学生の就職率の向
上でかなり意味を失いつつある。
ただ水面下での中高年のリストラや企業内失
業者の問題は未解決のまま。
若年者のみの経験だと複雑なキャリアを有す
るスキルも複数に亘る中高年の支援には不足
することが多い。
ということは、今後、勉強しなければならな
いことが極めて多いことを示している。
このことを拒否するようでは中高年の支援で
は使い物にならない可能性がある。
中高年のキャリア開発の問題はスキルや資格
についての高い識見を必要とするし、日常的
にこれらを学んでおかなければ相談に耐えら
れないと考える。
若年相談のベテランとしての仕事に安住する
ことなく、新たな勉強を進めたほうがよい。