世の中に一見価値がないことでも、時間が経つ
に従って価値が証明されることがある。
キャリア形成において「助走的な経験」が将来
の本格的な自身のキャリアを固めるのに役立っ
たということはよくあることだ。
相談に来た、ある女性がコピーライトやホーム
ページやパンフレットなどのグラフィック作成
の仕事を希望していた。
そういう希望の人が就職先を選ぶ場合に、正社
員で高収入の職場を求めても求人が少なく応募
しにくいことが多い。
この時に、まず「助走的な経験」として上記の
仕事の補助的な仕事を選んで経験を積んでから
、ステップアップを考えるとか、アルバイトで
あっても仕事について自分の中に経験や実績を
積み上げる。
そして時間経過後に本格的な仕事に挑戦する。
この2ステップ、3ステップで段階的に自身の
希望する世界に到達する方法を選択したほうが
、毎回本格的な難易度の高いものを受け続けて
成功出来ない事よりも結果的に良い成果を得る
ということは多い。つまり「急がば回れ」とい
うことなのだ。