リタイアの後 11 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

リタイアの後の自由時間は10万時間で社会人

としての仕事時間に匹敵する。

 

趣味や簡単なボランティアだけでは使いきれな

いと感じている(あるいは感じ始めている)6

5歳以上は数限りないのではなかろうか。

 

そこで、自由時間の使い方だが、今までの自分

を育ててくれた社会に恩返しをするためのボラ

ンティア活動に取り組むのも良し、楽しみのた

めの趣味に取り組むのも良し、仕事をしていた

時にできなかった旅行に気ままに出かけるのも

良し。

考えてみるとやること、できることは沢山ある

筈だ。

 

昨年は友人・知人のリタイアブームだった。

長年、サラリーマンをしていた知り合いが退職

したと同時に昔を懐かしみ来札することが春か

ら夏にかけて続き4、5人と5、6年ぶりから

2、30年ぶりに会って歓談した。

 

趣味と昔の仲間との交流が皆なの共通でやって

いることで中には中年になって始めた趣味に没

頭するもの、過去の青年期の趣味に戻るもの、

様々だ。

 

去年のリタイア後の友人・知人を訪ねる旅行は

皆なが共通でやっていることだった。

ただ、こういうことは一過性のイベントで経済

的な問題も絡み、なかなか長続きはしない筈だ。

 

趣味も高額な費用が掛かるものは継続が難しい

と思われる。(何せ、リタイア後は年金生活の

つましい暮らしが主だと思われるから)

 

そこで、お勧めなのが仲間との社会貢献的なボ

ランティア活動。

 

これは、仲間が出来れば費用は分担できる。

そして活動も広い範囲や多くの時間での展開が

可能だ。

 

できればNPOを設立することだ。

これを設立し継続するのは手間がかかり、かな

り時間も取られる。

また、個人での展開に比して意見調整や意思疎

通にも時間を必要とするし、様々な形式的な報

告や手続き、更に公的な機関への連絡にも相当

な時間を取られる。

 

しかし、そこはリタイア後の「時間」という無

形の資産がある。

無尽蔵にも等しい「時間」があり、衰えていな

ければ知力という資産も活用できる。

主要なメンバーの時間も大きな資産だ。

 

数年、続ければ運営のコツもつかむ事ができて

くる。

 

機会が得られれば、できればNPOを設立する

ことだ。