採用活動の早期化と準備すべきこと 2
過去のブログより。
去年の新聞記事から
経団連が加盟企業に求める面接選考の解禁は昨
年と変わらず6月1日。
ただ、学生優位の「売り手市場」が続くなか、
優秀な学生を獲得するために、昨年より採用活
動を早める企業が多い。
企業の採用活動はこの1カ月で一気に進展して
いる。
5月1日時点の内定・内々定率は37.5%で、
この1カ月で25.9ポイント増えた。
大手企業の選考が始まる6月1日より前に内々
定を出して学生を獲得しようとする外資系企業
やベンチャー企業の動きが5月に集中した。
他社に先行して学生を確保したい経団連加盟企
業の中には、解禁初日の1日に内々定を出す企
業も多く、内定・内々定を保有する学生が大幅
に増えた。
去年の企業の採用活動は前年・前前年より早ま
ったと言われている。
今年はある新聞記事では早期内定者と遅いもの
との2極化が去年よりも進む、との見方もある。
いずれにしても早期化は避けられないとしたら
、早めの準備と的確なスケジュール管理は必須
であろう。
このためには就活に必要な5つの理解を忘れな
いことだ。
自己理解、環境理解、職業理解、企業理解、就
活理解の「5つの理解」を進めるべきだ。
キャリア開発と就職活動に必須な5つの理解は
私が初めて言い始めたことでもなんでもない。
過去から、言い尽くされてきたことを改めて言
っているだけだ。
しかし、その5つがしっかりと説明され理解に
いたる道がきちんと示されているかは疑問だ。
5つのいずれもが重要な要素である訳なので、
理解しながら活動を展開することで失敗の少な
い就活やキャリア開発が可能になる筈だ。
キャリアカウンセラーは、この5つの理解への
指導がすぐに、いつでも出来るように備えてお
いたほうがよいのではなかろうか。