言論の自由、これほど重要なものはない。自由な
発言と議論により民主主義は成立している。
最近の大手企業の内部告発によると思われる、不
祥事の頻発はこの社会が民主的であることの証左
であろう。
反面の帰属意識の低下を心配するよりも企業内に
良心が生きていることを評価したい。
一方、真実の追求は充分になされているのか?
間違いを正すことは、社会のどの場所、場面でも
いつも必要なことであろう。
国の最上層の場所で、こんなもっとも基本的なこ
とがもし不可能だとしたら、何がそうさせるのか
?
この国の将来に係る問題であり今後いつまでも考
え続けなければならないのではなかろうか。
一時の真実追求の波が去ったからといって、その
時にないと言われたものが後に続々と存在が証明
されたり、一部の官僚の不祥事がこれも続々と(
現在までも)表面化してくることは多分ある内部
統制による発言の禁止を含めて真の民主的な姿と
は異なるものが社会に満ちていることの表れだと
思えてならない。