過去のブログより。
年金生活者の年金や貯蓄は安定的な老後生活
に必要なことは言うまでもありません。
しかし、自由になる金をいくら持っていても
死蔵したのでは、仕方がないのではないでし
ょうか。
社会に貢献したり還元するような使い方を志
向してみるのも良いのではと考えます。
最近発行された中公新書の「定年後」には退
職後の居場所づくりの重要性が書かれていま
す。
地域活動、同窓会、SNS等々に積極的に参
加すべきだと。
家族とのコミュニケーションも良く、自分の
過去の地位や役職との決別もできていたとし
ても地域活動などの社会との接点がなければ
孤立するだけです。
せっかく蓄えた老後資金も錆びついて終わる
だけです。
長年の仕事生活で失われた家族サービスや夫
婦での時間制限のない旅行もいずれ飽きます。
(多分)
その時に必要なものが地域活動、同窓会、S
NSなどで人との交流を持つことだと思いま
す。
やはり「金持ちよりは、人持ち」なのではと
思います。
年金生活者の年金や貯蓄は生存のためにも不
可欠ですが、もし多少の余裕があるならば社
会に還元すべきでしょう。
また、人と知り合う機会は随所にあり、交流
の機会に参加することで、また新たな知り合
いが増える可能性も高いのです。
外に出る機会が増えることで、こうした機会
も増えます。
活動、行動がなにかを生み出すチャンスにな
るのです。