あるブログからの抜粋です。
ぼくたちは、今のスタイルを急に思い立って実
行したわけではない。
二拠点を行き来するデュアルライフも、今のモ
バイルボヘミアンという生き方も、大学生のこ
ろから計画して実現したものだ。
これはダイスケも同じだという。
多くの人が、すぐに成果を求めて、できなくて
あきらめる、というサイクルを繰り返している
が、「短期間で成果を上げたい」という欲求は
そもそも間違っている。
ましてや、「生き方」という大きな話になれば
なおさらだ。
よほどの天才でないかぎり、そんな方法はない。
ただ、一方で、時間をかければできる、という
ことも事実だ。プロのサッカー選手だって、昨
日今日サッカーを始めたわけではない。小学生
のころからの10年以上の積み重ねがあって初
めて、のちに選手として活躍する可能性が生ま
れる。
~中略~
ぼくもダイスケも、ハワイとニュージーランド
への移住が実現するまでに、15年という、偶
然にもほぼ同じ準備期間と実験期間を重ねてい
る。
そして今40代後半の2人が、20代のときに
描いた理想の生き方と手にしたのは、ともに39
歳の年だった。
これは海外に移住して自分の理想の生活をしてい
る本田直之さん(ノマドライフの提唱者)の著書
にある言葉だ。
ノマド事務所を持たずに仕事をする人達の総称と
して安直に使われていることに対して反対する意
思表示のために新たに「モバイルボヘミアン」を
提唱したという。
自由な仕事スタイルの獲得にも周到な準備が必要
な事を語っている。