キャリア教育の問題点 3 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

若年のキャリア教育の問題は枚挙に暇が無い状

況です。

まず現在は教育がシステム的に開始されたばか

りで、教育のカリキュラムや教材や体験の機会

等々が実験途上で未完成です。

学校だけでは、事足りずに民間の組織がその不

足を補っている現実もあります。

ですがわれわれ関与者の問題意識や改善意欲や

行動は維持しさらに向上する必要があります。

問題を放置しては将来の禍根を残します。

関与者は健全な社会の進歩への路を残すこと無

く、社会の舞台を下りてはならないのではない

のでしょうか。

また、自分の就いてきた職業の中身を若年者に

伝えることも簡単なキャリア教育の方法です。

そういうことが、今、小中学校で実施されつつ

あり、更なる普及が待たれています。

それ以外にも方法は何かあるはずです。

周知を集めてキャリア教育を展開していくべき

なのです。

 

 

問題は上記のごとく、キャリア教育の一貫した

システムが不備であり、学校毎の格差が大きい

ままに放置されていることです。

これでは、幸運にも教育に熱心な学校や指導者

に恵まれた生徒と、そうでない生徒の教育格差

は大きくなる一方です。

このことを避けるためにも統括する官庁の遂行

管理能力の向上が必要なのです。

キャリア教育の実行現場をしっかり見ることか

ら始める必要があります。