相互信頼のコミュニケーション 2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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上司と部下の間で相互尊敬・相互信頼の関係を築き良好

なコミュニケーションを持つために必要なのが以下の5

つです。

 

・感謝の気持ちを表明すること(感謝の出し惜しみをし

ないこと)

・聴き上手に徹すること 

・相手の(結果だけではなく)進歩・成長を認めること

その「進歩・成長」も「俺の若い頃と比べて」とか「

同期の〇〇君と比べて」ではありません。

目の前の彼や彼女の半年前、一年前と比較して進歩・

成長したところに注目しましょう。 

・(ダメ出しではなく)ヨイ出しをすること

「ダメ出し」の反対概念であり、当たり前のよいとこ

ろを伝えるのがヨイ出しです。その人のよいところを

言葉に出して伝えることです。

・失敗を許容し、次の成功へとつなげること

失敗をきつい言葉で叱責すると、相手の行動は委縮し、

「叱られるくらいならやらないほうがマシ」となりま

す。でも、失敗は成功の母。

「今回の失敗から学んだことは何か」「もしやり直せ

るなら、どこまでさかのぼってどこを改善するか」な

ど、相手が具体的に納得のいく振り返りができるよう

な質問をしてみてください。

 

 

上記のようなやり方で部下と接することが出来れば、き

っと成長を促し良いチームワークが出来ることは間違い

ないと言えます。

特に難しい後ろの二つを日常的に心掛けてみてください。

上司から褒められたり、承認されることは部下がやる気

になる大きな要素です。

昔、頑固で日常的に文句の多い年配の上司に使われたこ

とがあります。その人は誰に対しても叱りつけることの

多い人でしたが、ある時他の課の人から僕のいない場所

で大いに僕のことを褒めていた、というのを聞いて感激

したことがあります。

ここから、その人を見る僕の目が変わり、単に反抗的な

日常の態度が変化した記憶があります。

これが、その人がテレを捨てて、いつも部下に平静な態

度で褒めることが出来ていたら部下たちのやる気は更に

引き上げられていたのではないか、と考えます。

ですから、難しい後ろの二つを日常的に行うことは部下

との間で相互尊敬・相互信頼の関係を築く有効な手段な

のです。