スタンフォード大学のティナ・シーリング氏の授業の中で
「ビジネスマンとして知っておきたい9つのこと」が提示
された。
それは、以下の9つ。
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すべての問題は創造的な解決のキー
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一生懸命働けば働くほどラッキーになる
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自分の興味・スキルと市場性が重なるところを探せ
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沢山のことに挑戦し、うまくゆくことを繰り返せ
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指名されるまで待たなくていいんです
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世の中は狭い
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貴方は全てのことを出来ますが、同時には出来ません
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細かなことが一番重要です
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素敵になるチャンスを逃すな
今回は、3番目の「自分の興味・スキルと市場性が重なる
ところを探せ」について考えたい。
ビジネスマンといえど、趣味がそのまま仕事になることは
多くはないと思う。
ただ、趣味と市場性が重なるところにはビジネスチャンス
がある可能性がある。
例えば、現在は書道は市場性が高いが彫刻・絵画はそれほ
どでもないかもしれない。
また、自分のスキルが市場性の高いところで活きるのかど
うかはビジネスマンにとっては死活問題だ。
余談になるが、中高年の就活で役員や部長経験者が面接で
「あなたが自信がある職務内容は?」と質問され、「部長
職」ですと答えたという笑い話がある。
こういう人は管理能力以外にスキルはありません、と言っ
ているようなもので企業のニーズが、ここにない場合には
箸にも棒にもかからない。
つまり、ビジネスマンのスキルの市場性はいつも高くなく
てはならないし、少なくとも高める努力は必要ということ
であろう。