敗れざる者。
日頃、こういうものなりたいと思いながら生きてきた。
人間はいつも人生で勝利しているとは限らない。
勝利している時間は生涯の一部分でしかない場合も多い。
たとえばスポーツ選手はこのために毎日を激しいトレー
ニングを続けているのではなかろうか。
年に数回の勝利を味わうために日常の激しいトレーニン
グに耐える。
先日、テレビであるアスリートの日常を紹介していた。
その人は毎日のように1日7時間の練習をしているとの
事だった。最近は以前は苦手でやっていなかったウェー
トトレーニングや筋力アップのトレーニングも加えたと
いう。
ただ,その効果は徐々にしか表れていないという。
人生晴れの日ばかりではない。
だからこそ日々の積み重ねで、徐々に晴れ間を増やすよ
うにしていく努力が必要なのだ。
努力の継続の時間の多さは周囲の人達の評価の基準にな
る。
例えば、何かをやっているというということを他人に言
った時に必ずのように聞かれることは、どのくらいの期
間やっているのかということではないだろうか。
継続した期間は大きな問題で、それは個人の努力の継続
の証明になるからなのではないかと考える。
だから負けないように頑張っている必要がある。
物事いつも勝利できるとは限らない。
しかし努力の継続の延長にしか勝利はやってこない。
従って気力を維持し、健康な自然体で頑張り続けなくて
はならない。
いつか、大きな晴れ舞台で勝利するために。