公務員志望の学生に必要なこと その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

 

公務員志望の学生の志望動機が「社会貢献したい」や

「地域に貢献したい」や「人のために働きたい」など

抽象的で甘いことが多い。

本音が安定していて、福利が充実していて将来の年金

を含めた待遇が良いといったところにある学生ほど、

このような単純な志望動機だけしか語れない。

何故なら自分の本音を上回る本質的な動機を持ち合わ

せていないからそうなる。

こうした抽象的で甘い動機では絶対に合格しないこと

を、まず認識すべきである。

こんなことは100人中100人が語ることであり、

一般企業の一部を上回る、激烈な競争を勝ち抜けるわ

けもないからだ。

そして、最低限、残りの学生生活を勉強や試験対策や

受験する自治体の研究に全部費やすぐらいの意気込み

が必要である。

自治体を研究して、その中のどのセクションで自分が

何が出来、将来何を志向したいかぐらいのことは語れ

るようにしたいものだ。

それと「道の札幌勤務」「市」「周辺の1、2の都市」

は札幌市民であれば誰しも望んでいること。

視野を広くして対象を広げることだ。

どうしても公務員を志望するならば、これぐらいのこ

とは出来て当然だと考えるのは行き過ぎだろうか。

 

 

これから秋に向けて公務員試験が連続してある。

長期安定的な公務員希望の学生が多いのは例年の特徴

であろう。

今後、公務員試験への準備には自分の働く場の確定と

、そこで活かせる能力の整理が必要だ。

自分の能力を活かす場を探すためには、応募する自治

体の内容をしっかり調べて、具体的な能力の発揮場所

を想定して、何をするかを明確に語れるようなそんな

具体的な部署を見つけようとしなければならない。

そして、その場で行う予定の仕事の明確化も必要だ。