65歳以上の高齢さやの比率は近い将来3人に1人を
越えると言われている。
社会の要請の面でも個人の生涯の幸福の追求の面でも
シニアの活用は重要な問題だ。
高齢者にとっても知恵や知識は年をとっても維持可能
である。
社会に死蔵されているシニアの知恵や知識や「時間」
を上手く活かしていくことは社会の活性化に繋がる。
そしてこれを活用するシステムの構築や援助システム
の構築により、今後のシニアの社会参画を進めてみて
はどうだろうか。
活用するシステムの一つがボランティア団体であり社
会貢献的なNPOと言えよう。
この面は今後もシステムの研究開発が待たれることろ
であろう。
援助システムはと言えば現在はお寒い限りと言えよう。
例えばシニアの知識・経験を活用する「旧人材銀行」
や「シルバー人材センター」の機能向上や拡充は最優
先事項と思われる。
また、生きがい作りの趣味のための低料金で利用可能
な場所やネットワークへの補助金の創出なども良いか
もしれない。
個人の側面から見ると長寿化に備えた蓄財やライフワ
ークの獲得など課題は多いであろう。
その準備としての「パラレルキャリア」も試みる必要
があろう。
いずれにしても元気で活発な生き方が幸福の基礎であ
るならば、老後のライフワークや趣味の充実やネット
ワークの構築を真剣に創り上げていく必要が高い訳だ。