過去に公的機関でわかもの支援をしていた時に多かっ
た相談や、その時の他部署で担当している人から得た
情報を整理してみました。
まず、一般の学生に多いものは
・エントリーシートの書き方
・企業情報の見方と取り方
・BtoBの探し方
などになります。
次に、公務員志望の学生の相談時の希望は
・面接対策のロールプレイ
・応募書類に関する質問
公務員試験の時期に集中してきます。
一般企業や公務員志望の学生以外に在職者の転職相談
・現在と異なる職種への転職
営業・販売⇒事務(多かったケース)
以上のような相談内容に応えるためには通常の相談の
能力以外に、応募書類(ES、履歴書、職務経歴書ほ
か)についての造詣の深さや面接官役やロールプレイ
の評価者を実施する能力は最低限必要になります。
次に企業情報の取り方(HP、民間情報の見方)、Bt
oBの探し方という場面で浅いレベルでの経営分析や
企業分析の能力も必要になる場合もあります。
そして職業理解の促進の基礎となる職業全般の勉強と
必要とされる専門能力と職業能力の知識も必要です。
これらの相談への対応に必要な知識や能力は日常の研
鑽なくしては得難いものです。
果たして公的機関の相談員にこれらの必要性に気付き
、日々研鑽している人たちがどの程度存在するのかに
は大いに疑問が残ると思うのは、私だけでしょうか。