進路相談の現場から | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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キャリア・カウンセラー札幌の活動内容やキャリア・カウンセラーとしての雑感を記載しています。

進路相談の現場では、様々な問題を耳にすることがある。

例えば、相談者を依怙贔屓したり、言葉遣いが人によっ

て変わるし、好き嫌いで相談をしているという例がある。

自分にとって扱いやすい人間は頻繁に連絡し相談するが

、そうでない場合は邪険な扱いをし二度と来ないように

する。

こうした例は、相談が担当者の判断で勝手に行われてい

ることを示す。放任の果ての無政府状態とも表現出来よ

う。

また、相談記録をするためのパソコンの割り当てがなく

数人で共有しているために非常に効率が悪い。

そうした状況で非効率な仕事を強いられている相談員が

いるかと思うと、自分勝手に機会を独占しているもの

もいるという不平等がある。

周囲に変革を考える人間が少なく、今後の体制や方針が

懸念されると嘆くものも多い。

評価のない世界では、えてしてこのような無政府状態が

生まれ上司に上手く取り入る人間が生き残りがち。

こうした問題を一挙に解決するのは困難だが、関係者は

前向きに解決する努力を怠ってはならない。