慶應義塾大学 花田光世教授は
・日ごろの自分の好奇心を広げ
・現状に安住せず、自分の積極的なチャレンジを行動
の中に組み込む事でチャンスをつくり
・自らの決断した行動に対するコミットメントを基盤
にして、自分の内なる安定志向や自分を取り巻く環
境という、内外の行動への障壁を積極的に乗り越え
る努力を行い
・その前向きな変化対応を習慣化する
というのが、プランド・ハップンスタンスの考え方で
あると述べている。
「自分の内なる安定志向や自分を取り巻く環境という、
内外の行動への障壁を積極的に乗り越える努力を行い」
ということは挑戦を日常とするのが、その解ではなか
ろうか。
人間はマンネリを好む。ましてや生来、怠惰な私など
は、これが大好きなのだ。
ただ、行動への障害は何度もやってきては今まで構築
できたと思っているものを破壊しようとした。
そのことに負けずに継続できたとすれば仲間の励まし
と生来あったのかもしれない挑戦心が自分を支え前に
進ませてくれたのであろう。
今の若者に乏しくなりがちなものは、こうした挑戦心
や冒険心やもっと極端な表現をするならば「訳の分か
らない自信」や「未来への楽観」といったことではな
いだろうか。
大股で踏み出していって、転ぶ。
そして起き上がって、また歩き出すことの連続が若者
を大きく育てるのではなかろうか。