クルンボルツの理論の学習には自己研鑽の重要性が語られ
ている。
また、我々の組織の講演会の講師曰く、日々の業務で向上
意欲があるか、ないかで職業人の価値は決まる。
研鑽意欲の乏しい「若年寄」のような存在の集合体の組織
はいずれ滅びるという観点も重要であると考える。
一番まずいことは安住の地で日々安逸を貪ることであろう。
ではキャリアカウンセラーの研鑽とはどんな内容になるの
であろうか。
キャリアカウンセリング関連の書籍を読むことは第1の方
法であろう。
推薦すべき良書も4、5冊はある。
次にカウンセリングであるからには、スーパバイズを含む
実習によるトレーニングが必要ではなかろうか。
更には就職活動に関するセミナーの講師のニーズもままあ
ることから、この面でもスキルを身につけておいた方が良
い。
更にはカウンセラーの質の向上のための情報交換や上級者
からのスキル伝達の機会も重要だと考える。
こうしたことは第1番目を除き、個人では成り立たない。
こういう面で集団で行う必要があろうと考える。