中高年の就職活動「人脈」
中高年の場合の就職活動で意外と有効なのが「人脈」
によるものです。
長年の職業生活で培った人脈を活かした活動が実を結
ぶことも多いのです。
例えば、知人や友人に自分が失業している状況を話し
ておくとか、積極的に人に会う機会を作り出して、求
人の情報を得るように努力することも効果的です。
希望する管理的職業や経験のある職種は競争率が異常
に高い場合が多く、受け続けることで失業期間が長期
化することもあります。
正面突破が不可能な場合は迂回作戦を考える柔軟性を
もつことも必要です。
現在、求職中の方は「縁故」をもう一度考えてみては
いかがでしょうか。
中高年の就職活動 「自己開拓求職」
ハローワークや民間情報などの求人情報で自分に適切
なものがない場合に自分で探しだした企業に自ら応募
するのが「自己開拓求職」です。
一般的な求人情報と違い、大概の場合は競争相手がい
ないので自分の力量さえ認めてもらえれば確率が高い
のがメリットです。
この実施方法としては、まず自分の能力を十分に洗い
出します。(様々な自己分析シートを利用したり、ア
セスメントで調べるのも有効です)
そして、その能力の発揮しうる企業を様々な情報検索
や情報調査データ(帝国データバンク企業情報など)を
使って調べます。
そして、その企業が必要とするマッチングポイントを
探し出します。(ここに充分に時間をかけましょう)
その後、応募書類(特に職務経歴書の志望動機と職務
経歴の仕事内容、成果)にマッチングしている事柄を
明記します。
それが出来たら、なるべく複数の企業に向けた書類を
作成し郵送します。
郵送した書類の到着状況の確認と面接設定の依頼は電
話で行います。(自己開拓の場合、求人のない企業へ
の応募なので、ともすると無視されがち)
電話連絡は1週間以内を目途とします。
最後は面接の準備をしっかり行って臨むことが内定の
秘訣になります。
面接には内定の重要なポイントがありますので、いつ
か別の場面でお話ししたいと思います。