就職支援に携わっている方々は大勢いると思います。
支援の仕方は様々であると考えられますが、直接的に就職活動
の支援を行っているケースやキャリア開発支援や能力開発に
係わっている等支援の仕方には相当に差があります。
そのいずれのケースでも基本となるのがカウンセリングの手法
であり傾聴の能力だと思います。
キャリア・カウンセリングの能力が錆び付いてしまっていては
どんな支援もでき難いでしょう。
直接的な就職支援では自己分析から面接に至るプロセスを面談
者と共有しながら共にゴールをめざしていくことになります。
その時に必要となるアセスメントの知識、コーディネートの能
力や、応募書類作りの際の添削やアドバイスの能力、面接指導
の能力は不可欠と言えます。
従って、この面でも日々研鑽し、実際の支援の中でも理論や基
本をふまえた支援方法の行使が必要です。
しかし、こうした研鑽の機会は日常的になかなか得がたいもの
です。
我々は、こうした能力を失わないようブラッシュアップするため
の努力をし続けていきたいものです。
一人の人を無職の闇から充実した職業生活の明るい世界に引き戻
すお手伝いのためにはブラッシュアップは不可欠と考えます。