1942年にロジャーズは“カウンセリングと心理
療法”を著しました。この本で、彼は従来のカウン
セリングでは、カウンセラーがクライエントの問題
を診断し、助言を与えているので、カウンセラーが
主導権を持っています。
それはカウンセラーが中心となっていて、指示的で
あると批判しました。そこで彼は、非指示的カウン
セリング、クライエント中心カウンセリングの重要
性を主張しました。 現在彼のカウンセリング理論
は、カウンセリングの世界で十分に受け入れられて
おり、カウンセリングの歴史の中で大きな影響力を
持っています。