若者個人のみの問題だけではなく、社会を構成す
る各界が互いに役割を認識し、一体となり対応す
ることが必要。
その中で「学校教育は重要な役割を果たすもので
ありキャリア教育を充実していかなければならな
い。」という学校教育主導の方針が示されている。
しかし、現在の学校での取り組みが緻密で充分か
というと、全面肯定できる状況であろうか。
キャリア関連の講話を学校自体ではなく関連機関
や組織、民間企業に委ね、インターンシップのみ
がキャリア教育として行われているのが現状では
なかろうか。
学校全体におけるキャリア教育や自己分析に基づ
く進路判断、職業理解促進、キャリア開発などの
総合的展開が待望されている。