格差社会の改善と若年者支援 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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 橘木俊詔氏の「格差社会」にはその対策として以下のこ

 とかれています。




 低所得労働者の救済が重要


 ・職務給制度の導入


 同一労働・同一賃金の考え方の導入。正規労働者であろ

 う非正規労働者であろうと同一の仕事であれば1時間

 あたりの賃金は同一にする政策。


 ・最低賃金制度の改善


 ・脱ニート、フリーターの政策


 ・企業が新入社員や若年労働者に職業訓練を施す財政的

  余裕を失っている状況下、公共が職業訓練を行うよう

  な対策が必要。


 ・地域の力を引き出す。


 ・教育の機会平等を取り戻すための奨学金制度の充実を

  図る。


 ・公立学校を充実させる。(少人数学級の実現、優秀な

  教員が集まてくるためのシステムづくり)



その他、諸々の政策が書かれています。



 脱ニート、フリーター政策については、教育格差の解消

 や職業訓練の充実、教育への公的支出の増額等が提唱さ

 れ「教育」の重要性が言われています。


 我々は、教育や社会福祉の仕事を中心に仕事しているわ

 けではないので、間接的にそのことに関わっているレベ

 ルであることは避けられない事実でしょう。


 しかしながら日々、若年者のキャリア形成、開発支援や

 就職支援に関わり、「格差化」「下流社会の拡大」を阻

 止すべき役割を間接的にではありますが、果たしている

 ことは間違いないのです。