ちゃんと進んでいるのだろうか
ちゃんと近づいているのだろうか
人生はあまりにも大きく闇に閉ざされ 目指すは遥か彼方に霞むばかり
北極星も羅針盤もない それでも歩まなければ未来はない
わたしの時間はゆっくり進む ひかりの速さで世界は過ぎ去る
いいかげん己の力量も見当がついてきた 決して握力は強くない
本当に大切なものだけを握りしめる
きらきらと流れてゆくのは手放した希望の数々 零れ落ちて
ときに後ろ髪を引かれ涙を滲ませ唇を噛みしめ 非力であることは誰のせいでもない
(強くなりたいのは大好きなものを守るために)
それでも少しだけ
正しいとか“あるべき”ではなくて
ただ自分の心が喜ぶかどうか、それだけを信じて選んだ有形無形の輝き
そのおかげで生きている そのためこそに生きている 共に生きてきた宝物たち
揺らぐこともある 幾度となく消えそうになった、おそらくこれからも
確かめる
無駄な思考が削ぎ落とされた心は、いつも
今ここにある己に Yes を示す
迷わない これでいい
他のどんな価値観に於いて No であっても構わない
進んでいようといまいと。
近づいていようといまいと。
構わない これでいい
わたしはすべてを許そうと思う



