来週早々に白内障手術一ヵ月後の診察がある、それで終了となってほしい・・・。

竿作りは火入れから始める事に成るが、見え方の度合いが全然違うので、火入れの色合いや伸ばし具合が、どんなに成るか楽しみにしている・・・。

燐家（姉宅）の派手な大きな花が目を引いたので写真を。

燐家はシルバー人材センターで草取りを頼んでいる。

家は、生えて来る草は伸びたら刈り取る方式、刈り取った草はそのまま置いておく、日陰に成るから次に伸びるのを遅らせるし、後はバクテリアが処理してくれて土として帰るだろうから・・・。

グーグル　レンズでは、’ナツズイセン’と表示された。

白い一輪の小さな花が咲く、’玉すだれ’が’夏水仙’とも言われてると思うのだが・・・？。

竹小屋の矢野材、スプレーボトルは防虫用の竹酢液。

竿・考は材を観る事から始まる・・・。

それには、材の質を知る事、質には質の硬さがある。

昔、東峰親方が材の硬さは太さ以外に、節の数・落ちと見えない質の硬さがあると言われていた。

玉成さんが、まだ修行一年余りの頃だったと思うが・・・、「幹夫（玉成さん）は、まだ竹のホンマの硬さが分かって無いな・・・」と「ホンマの硬さは節数や落ちでは無い」と言われてました。

今もこの先も親方の言われていた、’質の硬さ’をどう感じるかが竿に成る為のテーマーです・・・。

別の話ですが、親方宅にカーボン竿のメーカーが、「竿を教えてほしい」と話しに来たそうです札束をテーブルに置いて・・・。

親方は、「人に教えを乞う者が、上座に座って頼むとはどういうことだ」と言って帰ってもらったと言われてました・・・。

それと、「わしがカーボン竿作ったら、もっとええ物が出来る」と言われてました・・・。

そう想います、親方の設計のカーボン竿なら購入していたと思いますね・・・。

以前のブログで、竹とカーボンは合わないと書きました。

それはカーボンの質が竹と比べて硬すぎるからです。

カーボン竿は、人の設計で形を含めたどの様な竿にでも出来るのだから、カーボンのままで追求したら面白い物が出来ると思いますがねぇ・・・。

カーボンのアユ竿は、竹竿の方を向かずに軽さと振り出しの有利さを生かした竿作りではないかと、10ｍで太くても軽いです・・・。（昔、夏場は鮎でした）

カーボンのへら竿も、竹竿を意識することなく、穂先・穂持ちは抜けない振り出し仕様、元や元上は印籠継や並継でとか、長尺竿は振り出し部分の継を増やした仕様でどうか、継数と太さや落ちは自然材と違って自由に設計出来る有利な所があるのだから・・・。

竹の見えない硬さの質は何？・・・。

材による硬さの質の違いは、維管束の硬さだけでは無く維管束の結束力ではないかと・・・。

質の硬さを知るには、自分の触覚力をもっともっと研がねばならないでしょう・・・。

何れ、その内に親方に合った時にゆっくり聞きたいと想ってます・・・。