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新幹線でございます‼

えー………っ、何年振りだろうか⁇

時速200km越えをするのは…。

高まる興奮をおさえられない!
さしづめ…“うひょー‼”である。




えっ?切符?でっけぇ!

えっ?切符?2枚ぃ??

えっ?2枚を?同時に⁇改札に⁇入れるんだっけか⁇
紙詰まりしないんだっけか⁇
元々2枚入れるもんだったんだっけか?

…と、プチパニック。



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あっ!コレがウワサのN700系というヤツかっ‼‼なるほど、なるほど。
さしづめ…“やっと…会えたね…”である。



…んで、7号車の…4列の……A…。



えっ?人って座ってるもんなんだっけか?
新幹線って…指定席って…元々、人座ってるもんなんだっけか?

…プチパニック。


そんな訳はないだろう…と我にかえる。
ちょっとこの人に切符を確認してもらおう。角が立たないように…物腰柔らかく……怒りなんてしないさ!だって新幹線に興奮しているんだもの‼
うふふ。少し微笑みながら近づいたりして……。



…え⁈。

ウソ⁈。

シート全快に倒してイビキかいてる。



えっ?今出発したばかりなのに?
寝れるんだっけか?人ってこんなにも早く寝れるんだっけか?東京~品川間で人ってこんなにも寝れるんだっけか?

…プチパニック。



こりゃダメだ!!
さしづめ…“ダメだこりゃ”である。

ただでさえ久しぶりの新幹線で興奮しきってるこの僕が…この状況を冷静に対処なんてできっこないっ‼

いや、、、


できっこないっ‼‼


こうなったら…“駅員さぁん!こ…このおじさん変なんですっ‼”
である。
さしづめ…“なんだ?チミは⁇”と言うことである。

しかし、実際はそうはいかなかった…。

「そうですか…確かにあの席ですね。うーん。あっ!でしたら…席違いますけど…コッチの空いてる席座っといてください!」と、駅員。


あらやだ!
折れるのは僕なの?
さしづめ…“あたすかい?”である。
ココの席の人が来なければ…と駅員。
さしづめ…“だいじょぶだぁ”であると…


いつ来るかわからない代わりの席の本人におびえ…
ひとときの休息。


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…プチピクニック。