私は……深い悲しみに包まれていた……。
長年連れ添い、そして愛し合ってきた妻が死んだ……。
それは突然の事だった…。
私達は十数年振りに2人でデートをした…ただそれだけだった…。
去年結婚した娘が、私達の為にブロードウェイのミュージカルのチケットをくれた。
それを見に行く途中だった…。
たかだか『白い粉』を巡るマフィアの争い……。
ただソコに居合わせただけの惨劇………。
妻は凶弾の犠牲となった……。
毎日“神へのお祈り”を欠かさなかった妻が…何故こんなことになったのか?
私は神を恨んだ。
神を許せなかった。
“どうすれば、この怒りを神に伝えられるのか?”
神よ!出て来い!!
私が神を消してやる!!
しかし神が出て来なければ何もできない。
とりあえず、私はお祈りをした。
「あぁ神よ!!どうか神に会わせてください!!」…と。
次の日、神がウチにやって来た。
『私が神だ。オマエの願い通り、オマエに会いに来た……』
!!?
………神だ!!
「おぉ神よ!!本当に会いに来てくれたのですね……。
私の願いが届いたのですね……。
深く神に感謝いたします……」
ん?…………………違う!!!
感謝してどうする?
私は手元にあったズッキーニの一番硬いところで神の鼻の下、“ジンチュウ”を殴打した。
神は、
『痛い!痛い!!
願いを叶えてやったのに、なんだ!!その態度は!!?』
私は言った。
「うるせぇ!!オマエのせいだ!!オマエのせいで…妻は死んだんだ!!!妻を返せ!!!」
私は神のジンチュウを殴り続けた。
ズッキーニがもぅグシャグシャになってきたので、今度はゴーヤの一番硬いところで神のジンチュウを殴打した。
白眼を向いて、口から泡を吹く神は私に言った。
『お願いです!!もう止めて下さい!!』と。
私は言った。
「その願いはきけない。ナゼなら私は神じゃないからだ!」
『なら私の代わりに神になってください!!だから…だから、もうジンチュウ殴るの止めて下さい!!』
私は神になった。
神になり、私は欲望の限りを尽くし、ド派手な生活を送っていた。
ある日…下界の人間からお祈りが届いた。
“あぁ神よ!!どうか神に会わせてください!!”と。
私はその下界の人間に会いに行った。
人間は、ズッキーニを持っていた…………………………。
長年連れ添い、そして愛し合ってきた妻が死んだ……。
それは突然の事だった…。
私達は十数年振りに2人でデートをした…ただそれだけだった…。
去年結婚した娘が、私達の為にブロードウェイのミュージカルのチケットをくれた。
それを見に行く途中だった…。
たかだか『白い粉』を巡るマフィアの争い……。
ただソコに居合わせただけの惨劇………。
妻は凶弾の犠牲となった……。
毎日“神へのお祈り”を欠かさなかった妻が…何故こんなことになったのか?
私は神を恨んだ。
神を許せなかった。
“どうすれば、この怒りを神に伝えられるのか?”
神よ!出て来い!!
私が神を消してやる!!
しかし神が出て来なければ何もできない。
とりあえず、私はお祈りをした。
「あぁ神よ!!どうか神に会わせてください!!」…と。
次の日、神がウチにやって来た。
『私が神だ。オマエの願い通り、オマエに会いに来た……』
!!?
………神だ!!
「おぉ神よ!!本当に会いに来てくれたのですね……。
私の願いが届いたのですね……。
深く神に感謝いたします……」
ん?…………………違う!!!
感謝してどうする?
私は手元にあったズッキーニの一番硬いところで神の鼻の下、“ジンチュウ”を殴打した。
神は、
『痛い!痛い!!
願いを叶えてやったのに、なんだ!!その態度は!!?』
私は言った。
「うるせぇ!!オマエのせいだ!!オマエのせいで…妻は死んだんだ!!!妻を返せ!!!」
私は神のジンチュウを殴り続けた。
ズッキーニがもぅグシャグシャになってきたので、今度はゴーヤの一番硬いところで神のジンチュウを殴打した。
白眼を向いて、口から泡を吹く神は私に言った。
『お願いです!!もう止めて下さい!!』と。
私は言った。
「その願いはきけない。ナゼなら私は神じゃないからだ!」
『なら私の代わりに神になってください!!だから…だから、もうジンチュウ殴るの止めて下さい!!』
私は神になった。
神になり、私は欲望の限りを尽くし、ド派手な生活を送っていた。
ある日…下界の人間からお祈りが届いた。
“あぁ神よ!!どうか神に会わせてください!!”と。
私はその下界の人間に会いに行った。
人間は、ズッキーニを持っていた…………………………。