6月のお出かけから数週間後、再びの羽田空港( HND/RJTT )

行き先は相変わらずの那覇( OKA/ROAH )

 

本日の搭乗機がお待ちかね。

A350-900 JA01XJ 

 

搭乗便情報

2024年07月 JAL919便

A350-900 JA01XJ

東京(羽田) 14:50 ⇒ 17:20 沖縄(那覇)

JA01XJ といえば「赤の1号機」ですが、意外とサイドロゴが撮れません。

(参考画像 2022年10月 羽田)

 

本日もよろしくお願いいたします。

 

[ REMOVE BEFORE FLIGHT ] タグが掲げられ、最終の出発準備が整いました。

 

お見送りを受けて出発です。

それでは行ってまいります。

 

地上移動中見かけたエンジンを外された B787-8 JA878A

RR Trent1000 エンジン改修に時間がかかっているのでしょうか。

 

あまり見かけない場所にやってきました。

向こうに東京都大田区、城南島を望む羽田空港の北端。

 

RWY22 から離陸するようです。

 

せっかくなので動画を撮ってみましたが、逆光に加え湿度が高く、かなり霞んでしまいました。

 

神奈川県、京浜運河の右(北)側

手前から川崎市川崎区水江町、扇町、安善/大川/白石町など

6月の記事の使い回し

京浜運河は、1923年に発生した関東大震災を機に東-川崎-横間の物流ルート確保のため、1927年から開削と埋立が本格化。

 

また、上記町名は JR 鶴見線に今もその名を残す実業家たち

 

「安善=安田」安田銀行 ⇒ 現;みずほ銀行ほか

「大川」富士製紙 ⇒ 現;王子製紙ほか

「武蔵白石=白石」日本鋼管, 浅野造船所 ⇒ 現; JFE ,ジャパンマリンユナイテッドほか

 

にちなみます。

 

同じく京浜運河の左(南)、手前から川崎区東扇島、扇島

その奥に横浜市鶴見区の大黒ふ頭

 

横浜港はかなり霞んでしまいました。

 

今では東京湾を航行する船舶の障害物でしかない

千葉県富津市の「第二海堡(だいに かいほう)」

「海堡」とは海上砲台のこと

19世紀末の「首都防衛計画」に基づき

 

「第一海堡」1881年着工、1890年完成

「第二海堡」1889年着工、1914年完成

「第三海堡」1892年着工、1921年完成

 

ところが1923年の関東大震災により、第一海堡以外は廃墟と化してしまいます。

 

しかし現在視点で冷静に考えると、東京湾口に巨額の費用をかけ砲台をいくつか建設したところで、費用対効果が見合うとは到底思えません。

 

おそらく「東京湾に異国船は二度と入れまい」という安心感を構築するための巨大モニュメントだったように思えます。

江戸末期の「お台場」から発想が変わっていない。

 

また、第三海堡は浦賀水道航路の障害となるため、2007年に撤去工事が完了しています。

 

三浦半島沿いに南下します。

手前が横須賀市、灯台の建つ観音崎

観音埼灯台は、1866年に江戸幕府が米、英、仏、蘭との間で結んだ「江戸条約」により建設を約束した8灯台のひとつ。

 

1869年11月1日、日本初の洋式灯台(近代灯台)として初点灯

(この日を海上保安庁が「灯台記念日」に制定)

 

けれども1922年4月26日、浦賀水道地震により崩壊

1923年3月、二代目を再建するも9月1日の関東大震災により倒壊

現在の灯台は1925年に竣工した三代目

 

地形を生かした古くからの港、浦賀港

 

東京湾フェリーや東海汽船が発着する久里浜港

1853年、米海軍のマシュー・ペリーが上陸したのは、現在の久里浜港付近といわれています。

 

三浦市の三浦半島南端から西に向かいます。

右手前に突き出すのが灯台のある剱崎(つるぎざき)

剱埼灯台(つるぎさきとうだい)も「江戸条約8灯台」のひとつ。

 

1871年初点灯、1923年関東大震災により倒壊

1925年、二代目灯台を再建

 

(左端)神奈川県と三浦半島最南端の城ヶ島

手前に伸びる安房崎(あわさき)が最南端地点。

 

城ヶ島から相模湾沖に出ました。

 

羽田空港 RWY22 から本日の離陸ルート

東京湾を南下し、城ヶ島沖から相模湾沖を西に向かいます。

 

相模湾のもう一方の端

神奈川県西部、足柄下郡真鶴町の真鶴岬

 

真鶴の北西に古くからの景勝地、芦ノ湖と箱根。

 

箱根の北西に日本で最も高い場所、富士山( 3,776m )

 

静岡県沼津市、駿河湾最奥部の江浦湾(えのうらわん)

左下の小さな島が、近ごろ再開された「あわしまマリンパーク」のある淡島。

 

静岡市清水区、名勝「三保松原」のある清水港。

 

鈍色に光り蛇行する天竜川。

河口から約35km、浜松市天竜区東雲名(ひがしうんな)付近。

 

JAL919便は

高度 29,500ft 対地速度 462kts で順調に飛行中

( 8,992m 856km/h )低くて速度はまあまあ。

 

愛知県蒲郡市から豊川市、豊橋市から田原市にまたがる三河湾東奥、渥美湾の三河港

トヨタのお膝元らしく自動車輸入1位、輸出2位(1位は名古屋港)

 

渥美半島の根元、田原市のトヨタ自動車田原工場と併設テストコース。

 

三河湾全体を収めたいのですが、うまくいきません。

奥が知多半島、手前が渥美半島。

 

知多半島と三河湾三島

左から篠島、日間賀島、佐久島

 

手前が愛知県最南端、左に突き出す渥美半島先端の伊良湖岬。

 

愛知県到達で力尽きてしまいました。

なのでもう少しつづきます。