7 月のある日の羽田空港は、ようやく夏らしい日差し

 

そんな中、本日の搭乗機がやってきました。

A350-900 JA03XJ "緑の3号機"

 

A350 ということで

2022年07月 JAL921便

羽田 15:55 ⇒ 18:30 那覇

A350-900 JA03XJ

行き先は相変らずの那覇

 

今回もよろしくお願いいたします。

 

お見送りを受けて出発します。

「それでは行ってまいりまーす」

 

地上走行を終え、やって来たのはこんな景色の見える場所。

東京港、中央防波堤外側コンテナ埠頭越しに東京ゲートブリッジ

 

城南島越しの東京スカイツリー

 

羽田空港北端に近い RWY22 から離陸します。

 

お天気が良いので動画を撮ってみましたが、逆光にすっかりやられてしまいました。

それでも多摩川から川崎駅周辺、京浜運河から横浜港を見ることができました。

 

左の橋が首都高湾岸線の鶴見つばさ橋

中央の2基の煙突が JERA 横浜火力発電所

右に京浜運河

 

RWY22 離陸機は離陸後左旋回、南に向かいます。

 

左旋回しつつ上昇する様子が、空港ターミナルからもよく見えます。

羽田は立地上、旋回しながらの離着陸が多い空港です。

 

横浜港の沖合を上昇します。

左手前、コンテナ船中心の本牧ふ頭

中央、ベイブリッジ奥左に山下ふ頭と大さん橋、新港ふ頭、最初の開港エリア。

右手前、 RORO 船/自動車運搬船中心の大黒ふ頭

 

日米修好通商条約による 1859 年の開港以来、横浜港は今も拡張が続きます。

2001 年に供用を開始した南本牧ふ頭

 

三浦半島を越えると神奈川上空は一面の雲。

 

それでも富士山が顔を出しています。

 

愛知県、中部国際空港が見えてきました。

 

知多半島上空で針路を南西に変えます。

 

本州最南端、和歌山県の潮岬から太平洋に出ます。

 

JAL921便は高度 40,000ft 対地速度 492kts = 12,192m 911km/h で順調に飛行中。

 

出発から約 80 分、屋久島が見えるはずなのですが、あの雲の下でしょうか。

 

盛大に発達した積乱雲を避けながらの飛行

ジブリ映画のワンシーンみたい。

 

沖縄本島の北西、伊平屋島が見えてきました。

 

伊平屋島の隣(南)にある伊是名島。

右端(北)の小さな島は無人島企画の常連、具志川島。

 

伊是名島(右)の南 1km にある屋那覇島、こちらも無人島企画の常連

三島を合わせ伊是名村です。

 

本部半島の北東、古宇利島付近から沖縄本島東岸に回ります。

 

東岸の金武町(きんちょう)、金武火力発電所。

 

金武湾を挟んだ対岸のうるま市、具志川火力発電所

発電所上(北)の海岸が宇堅ビーチ(うけんビーチ)

 

港の好適地の少ない東岸(太平洋側)で中城湾(なかぐすくわん)の南端にあり、天然の良港として栄えてきた南城市(旧;佐敷)の津波古・馬天港(つはこ・ばてんこう)。

その歴史は 15 世紀、琉球王国を統一した尚 巴志王(しょう はしおう)の時代まで遡るといわれています。

 

沖縄本島南岸までやってきました。

那覇空港まであと少し。

 

つづきます