前回まで、
A350-900 JA01XJ "赤の1号機" で那覇に向け飛行中
2022年06月 JAL921便
羽田 15:55 ⇒ 18:35 那覇
A350-900 JA01XJ
出発から約 2 時間 10 分
沖縄本島の北端、辺戸岬(へどみさき)が見えてきました。
沖縄本島西海岸を南下します。
老舗リゾート「オクマ プライベートビーチ & リゾート」のある、国頭村の赤丸岬。
本部半島の北東、屋我地島と古宇利大橋でつながる今帰仁村(なきじんそん)の古宇利島。
本部半島の西、瀬底大橋の架かる本部町の瀬底島。
瀬底島の西沖合に、クロワッサンアイランドこと水納島(みんなしま)。
沖縄県には「水納島」がふたつあり、ちょっとややこしい。
こちらが宮古郡 多良間村の水納島(みんなじま)。
本部町の「水納島」は「みんなしま」
多良間村の「水納島」は「みんなじま」
呼びが異なるという説がありますが、多分に行政的便法と思えます。
また、「水無島(みずなしじま)」が転訛したとも、古(いにしえ)の聖域に由来するともいわれますが、本当の由来はよくわかりません。
全体的な位置関係
左奥に本部半島、中央に瀬底島、右端が水納島、手前は伊江村(いえそん)の伊江島。
伊江島の特徴的なとんがり帽子、「伊江島タッチュー」こと城山(ぐすくやま 172m )。
「タッチュー」は島外から見た呼称、島での名称は城山。
手前の海岸線が恩納村
左端「 ANA インターコンチネンタル万座ビーチリゾート」から万座ビーチ。
中央から右に続く断崖が、西海岸有数の景勝地「万座毛」。
奥の高い煙突は東海岸、金武町の「金武火力発電所」。
沖縄本島の幅が約 4km と最も狭いところ。
手前が恩納村、冨着ビーチ・ムーンビーチ・仲泊海岸あたり。
奥に太平洋側のうるま市、「石川火力発電所」の煙突が 2 基確認出来ます。
水平線近くの連なりは、石油備蓄施設のある平安座島(へんざじま)周辺。
特徴的な断崖は、読谷村の残波岬(ざんぱみさき)。
突端に残波岬灯台、大きな建物が「ロイヤルホテル沖縄残波岬」。
1994 年開業の老舗リゾート「ホテル日航アリビラ」。
海上保安庁の巡視船が疾走します。
サイズ感からすると 180 トン型 PS 「びざん(らいざん)」型でしょうか。
マルエーフェリー「フェリーあけぼの」が那覇港を目指します。
那覇港 浦添ふ頭地区が見えてきました。
続いて新港ふ頭地区。
水深が深く、大型コンテナ船などが寄港します。
長い歴史を持つ、国場川河口に築かれた那覇ふ頭地区。
鹿児島と結ぶ上記マルエーフェリー、マリックスラインが寄港します。
那覇港の歴史はとても古く、13 世紀に中山英祖(ちゅうざん えいそ)が泊湊(とまりみなと 現;泊ふ頭地区)を開いた事に遡ります。
15 世紀、泊湊が手狭となり、尚巴志王(しょう はしおう)が那覇湊(なはみなと 現;那覇ふ頭地区)を整備。
以来、アジア貿易の主要拠点へと成長します。
手前に「めんそーれ防波堤」こと南防波堤。
那覇空港が見えてきました。
2020 年 03 月末に供用を開始した、沖合の第2滑走路 RWY18R に着陸します。
きりっと並んだ空自 F-15 イーグルス、何だか審査員みたい。
お天気が良いので動画を撮ってみました。
地上走行に移ると、あっという間に窓が結露。
断熱性の高いカーボン製部品を多用した A350 や B787 でよく起きます。
動画では「10分早着」と言っていますが、スポットには 5 分早着。
A350-900 JA01XJ 号機くん、どうもありがとう。
それではゆいレールで市内に向かいましょう。
つづきます。