先日、Fly Teamでちょっと残念な情報を見つけてしまいました。
JACのサーブくんこと、SAAB340B「JA8886」号機が塗装を落としたようです。
JA8886号機は1992年登録、JACサーブくんズの初号機です。
![イメージ 32](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/d0/d2/j/o0560042014637549205.jpg?caw=800)
6か月年下のサーブくん2号機、JA8887号機が2015年3月に引退しているので、順序としては当然なのかもしれませんが…
![イメージ 33](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/1b/70/j/o0560042014637549213.jpg?caw=800)
JA8886号機には個人的にとても縁があり、今までの搭乗が28回、最も多く搭乗した飛行機なだけに、とても残念です。 (喜界空港を離陸するJA8886号機)
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/f3/91/j/o0560042014637549218.jpg?caw=800)
初搭乗は、伊丹を出発、
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/7d/89/j/o0560042014637549225.jpg?caw=800)
行き先は、但馬空港でした。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/de/cb/j/o0560042014637549230.jpg?caw=800)
28回の搭乗であっちこっちに連れて行って貰いました。
そして色々な出来事がありました。
福岡空港を出発、
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/b9/60/j/o0560042014637549234.jpg?caw=800)
離陸中止、スポットに逆戻りしてしまいました。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/b9/27/j/o0560042014637549241.jpg?caw=800)
雨雲の中を沖永良部に向けて飛び、冗談のように揺れた事もありました。
奄美空港の天候回復を待ち、上空で待機をしました。
旅客定員36名の小さなサーブくんに、
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/a7/56/j/o0560042014637549247.jpg?caw=800)
新人CAさんと教官の2名が乗務、微妙に緊張感の漂うフライトもありました。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/bb/7f/j/o0560042014637549249.jpg?caw=800)
「教官、ドアクローズを、しっかり確認しますっ!」
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/75/67/j/o0560042014637549255.jpg?caw=800)
「照明モードを、確認しようね~。」
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/a5/75/j/o0560042014637549258.jpg?caw=800)
うーん、こんな調子では「ドジでのろまなカメッ!」では済まないような…
JA8886号機で飛んだのは12路線、
最も多かったのは伊丹⇔但馬間の8回。 但馬空港で出発を待っています。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/d2/21/j/o0560042014637549265.jpg?caw=800)
その次は、奄美⇔喜界間の4回。 いつも印象深い喜界空港です。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/ce/d6/j/o0560042014637549272.jpg?caw=800)
与論⇒奄美を3回、
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/8d/ee/j/o0560042014637549277.jpg?caw=800)
「GE-CT7エンジン、絶好調ですっ!」
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/d1/86/j/o0560042014637549279.jpg?caw=800)
短距離路線の多いサーブくんでは、この手の画像が思いの外少なかったです。
それぞれ2回の搭乗だったのが、
奄美⇒沖永良部、沖永良部⇒与論、
沖永良部空港は、離島空港らしい雰囲気がとても良い感じです。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/e0/b4/j/o0560042014637549286.jpg?caw=800)
奄美⇒鹿児島、
薩南の離島を回っていると、鹿児島空港が巨大空港に思えます。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/0b/f2/j/o0560042014637549291.jpg?caw=800)
奄美⇒徳之島、
運航スケジュールが変わり、サーブくんでは訪れ難くなってしまいました。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/45/5b/j/o0560042014637549295.jpg?caw=800)
一度だけの搭乗だったのが、
伊丹⇒出雲、
出雲空港を離陸するJA8886号機。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/d6/cb/j/o0560042014637549297.jpg?caw=800)
福岡⇒屋久島、屋久島⇒鹿児島、
そういえば屋久島の全景が見えた事が、未だに無い気がします。
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/d6/63/j/o0560042014637549300.jpg?caw=800)
鹿児島⇒種子島、
「コスモポート種子島」、種子島空港のターミナルは特徴的です。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/9a/12/j/o0560042014637549303.jpg?caw=800)
そして、28回目の搭乗となった、喜界⇒鹿児島でした。(その時の様子はこちら)
喜界空港で出発を待つ、JA8886号機。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/68/ac/j/o0560042014637549305.jpg?caw=800)
そういえばJA8886号機は、
2014年の1月までのサンアーク塗装を、(2014年1月、種子島空港)
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/38/46/j/o0560042014637549309.jpg?caw=800)
2014年2月に鶴丸に変えました。(2014年2月 奄美空港)
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/2f/33/j/o0560042014637549313.jpg?caw=800)
機内の安全のしおりは、2010年までのJAノL+サンアーク仕様のものが、
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/cb/4a/j/o0560042014637549321.jpg?caw=800)
2011年には、現行の鶴丸仕様に切り替わっていました。
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/26/ab/j/o0560042014637549325.jpg?caw=800)
また、JA8886号機は、「奄美群島世界自然遺産登録推進支援絵画コンテスト最優秀作品『ぼくの友達・奄美の宝』号」でした。
![イメージ 25](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/36/37/j/o0560042014637549331.jpg?caw=800)
JA8886号機で訪れたのは12空港。
最も利用回数が多かったのは奄美空港の13回(出発8回、到着5回)
(出発・到着をそれぞれ1回とカウントしいています)
![イメージ 26](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/9b/46/j/o0560042014637549336.jpg?caw=800)
その次が伊丹空港の9回(出発5回、到着4回)
伊丹といえば、23か24番が定位置でした。
![イメージ 27](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/a2/62/j/o0560042014637549344.jpg?caw=800)
以下、但馬の8回(出発4回、到着4回)。
5回の鹿児島(出発1回、到着4回)、喜界島(到着2回、出発3回)、与論島(出発3回、到着2回)。
4回の沖永良部島(出発2回、到着2回)、
2回の徳之島、屋久島(出発1回、到着1回)、
1回の到着だった出雲、1回の出発の福岡と続きます。
JA8886号機でJACの寄港地の殆どを回ったのに、何故か四国路線には縁が無いままでした。
28回目の搭乗。 午後の日差しを受けて、薩南の海を北に向かいます。
![イメージ 28](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/68/23/j/o0560042014637549347.jpg?caw=800)
薩摩半島の南端、開聞岳、池田湖の向こうに日が沈みます。
![イメージ 29](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/8f/ab/j/o0560042014637549353.jpg?caw=800)
夕暮れの鹿児島空港に着陸します。
鹿児島空港のランプバスから撮った一枚が、最後になろうとは…
![イメージ 30](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/3b/bf/j/o0560042014637549360.jpg?caw=800)
同一機材最多搭乗記録は、28で止まってしまうようです。
とここまで、些かおセンチに書いてきたら、こんなプレスリリースが。
「東京航空局所管事業者の使用航空機の編入・削除について('16年1月)」
北海道エアシステム(HAC)が、日本エアコミューター(JAC)のサーブくん10機を共通事業機として編入したというものです。
この10機の中に、JA8886号機が含まれていました。
引退が確定していたら編入機には含めないような…、 もしかするとHACに移籍?
JA8886号機の動向が、しばらく気になりそうです。
![イメージ 31](https://stat.ameba.jp/user_images/20191111/21/ccobouex/fa/43/j/o0560042014637549362.jpg?caw=800)
おしまい。