14年3月期には期待作「メタルギアソリッド5」が発売される見通し | タミル人の汚れた物語

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コナミ(9766) ソーシャルゲーム市場を自ら創出、市場コンセンサスは低すぎる。(野村証券)

2012年2月13日 9:52

 野村証券は2月10日付けで、コナミ(9766)の目標株価2,500円を継続も、投資判断を「Neutral」→「Buy」へと引き上げた。

 13年3月期営業利益は前期比24%増益の520億円となり、QUICKコンセンサスの462億円を大幅に上回る見通し。
 現状株価はソーシャルゲームの売上増とゲームソフトの採算改善による高い利益成長を十分に織り込んでいないと判断。

 12年3月期のソーシャルゲーム売上高は前期比5.7倍の283億円、13年3月期は同38%増収の390億円を見込む。
 足元でゲームソフトの販売は従来予想以上に低調であるが、会社側はタイトルの絞り込みを進めており、13年3月期以降は採算改善を期待できる。
 14年3月期には期待作「メタルギアソリッド5」が発売される見通しで、全社営業利益は前期比15%増益の600億円を予想。

 11年12月末時点の同社ソーシャルゲームの国内累計登録者数は約1,500万人で、前四半期比の伸び率はプラットフォーマー各社より高い。
 株式市場の一部では規制強化や市場全体のピークアウトが懸念されているが、同社は高いARPUよりもライフタイムの長期化と顧客層の拡大を重視した運営を展開。
 今後は「遊戯王」や「ラブプラス」など既存の有力IPとの連動も想定され、実現した場合には売上拡大に拍車がかかると予想。  (H)


14年3月期には期待作「メタルギアソリッド5」が発売される見通し


14年3月期には期待作「メタルギアソリッド5」が発売される見通し