浅田真央選手のニュースに
涙が流れちゃう二日間でした。
演奏と重ね合わせて
フィギュアを観ることが多いです。
技術力、表現力。
そして本番での精神力。
その、すべてを兼ね備えることの難しさ。
本番は一度きり。
その重圧に負けないように
自分を保つ力。
そこにあるのは、
日頃の積み重ねがもたらす自信(自分を信じること)と
支え、応援してくれる皆様の力。
失敗しないように繰り返す練習。
だけど、一度きりの本番は
「失敗しないように」やるのではなく
心をもっと遠くに置いて
目の前にあるものではない
もっと天上の何かと繋がる感覚が大事だと思う。
これがとても難しい。
だけど、それが出来た時ほど幸せな瞬間はないんですよね。
そんなことを、いつもフィギュアを観ながら考えていた。
勝手に色々と共感しながら。
だけど、
浅田選手がソチオリンピック ショートプログラムでの失敗の時の感情を語った一言。
「日本に帰れないと思った」
にはドキッとしました。
これに関しては
もちろん共感どころではなく
その心中察するに余りある
本当に素晴らしいと
よく頑張られたと
心より感服。
まだ26歳。
変わらずあどけない笑顔ですが
ものすごい山をたくさん越えてきた超一流アスリート。
やり尽くした清々しさ
悔いのないその人に
あの時に戻れたら的な質問や
くだらない質問があったことが
ちょっと残念だったな。

東京の満開の桜。
今年は開花から肌寒い日が続いたので
東京の桜を長く楽しむことができました。
典型的な日本人の感覚で
毎年、桜の開花が待ち遠しく
その美しさに心躍らせる春を過ごしています。
だけど、
2011年だけは
生まれて初めて
東京の桜を目にしながら
早く散ればいいと思った。
うまく表現できないのですが
桜のその美しさが悲しくて
それを愛でている自分が嫌だった。
それから6年。
どんなに大変なことが起きても
季節を迎える度に
東京の桜も、
そして、ふるさとの桜も
変わりなく美しく咲きました。
その姿は
大変なことがあっても
ずっと変わらず
まっすぐで、あったかい
ふるさとの人たちの姿と重なりました。
変わらないこと。
その強さ。

近所の桜。
去年までは満開の桜こそ一番だったのですが
今年は、この葉桜混じりの美しさに心が動きました。
宮城道雄先生の作品〈花紅葉〉より
弥生に香(にお)う花こそは
さながら人の盛りなれ
花を見る日は短きも
風に従い雪と散り
川に浮かべる花びらの
行方もたのし水のまにまに
今日も一日お疲れさまでした。
おやすみなさい🌃
遠藤千晶
http://www.chiaki-endo.com
涙が流れちゃう二日間でした。
演奏と重ね合わせて
フィギュアを観ることが多いです。
技術力、表現力。
そして本番での精神力。
その、すべてを兼ね備えることの難しさ。
本番は一度きり。
その重圧に負けないように
自分を保つ力。
そこにあるのは、
日頃の積み重ねがもたらす自信(自分を信じること)と
支え、応援してくれる皆様の力。
失敗しないように繰り返す練習。
だけど、一度きりの本番は
「失敗しないように」やるのではなく
心をもっと遠くに置いて
目の前にあるものではない
もっと天上の何かと繋がる感覚が大事だと思う。
これがとても難しい。
だけど、それが出来た時ほど幸せな瞬間はないんですよね。
そんなことを、いつもフィギュアを観ながら考えていた。
勝手に色々と共感しながら。
だけど、
浅田選手がソチオリンピック ショートプログラムでの失敗の時の感情を語った一言。
「日本に帰れないと思った」
にはドキッとしました。
これに関しては
もちろん共感どころではなく
その心中察するに余りある
本当に素晴らしいと
よく頑張られたと
心より感服。
まだ26歳。
変わらずあどけない笑顔ですが
ものすごい山をたくさん越えてきた超一流アスリート。
やり尽くした清々しさ
悔いのないその人に
あの時に戻れたら的な質問や
くだらない質問があったことが
ちょっと残念だったな。

東京の満開の桜。
今年は開花から肌寒い日が続いたので
東京の桜を長く楽しむことができました。
典型的な日本人の感覚で
毎年、桜の開花が待ち遠しく
その美しさに心躍らせる春を過ごしています。
だけど、
2011年だけは
生まれて初めて
東京の桜を目にしながら
早く散ればいいと思った。
うまく表現できないのですが
桜のその美しさが悲しくて
それを愛でている自分が嫌だった。
それから6年。
どんなに大変なことが起きても
季節を迎える度に
東京の桜も、
そして、ふるさとの桜も
変わりなく美しく咲きました。
その姿は
大変なことがあっても
ずっと変わらず
まっすぐで、あったかい
ふるさとの人たちの姿と重なりました。
変わらないこと。
その強さ。

近所の桜。
去年までは満開の桜こそ一番だったのですが
今年は、この葉桜混じりの美しさに心が動きました。
宮城道雄先生の作品〈花紅葉〉より
弥生に香(にお)う花こそは
さながら人の盛りなれ
花を見る日は短きも
風に従い雪と散り
川に浮かべる花びらの
行方もたのし水のまにまに
今日も一日お疲れさまでした。
おやすみなさい🌃
遠藤千晶
http://www.chiaki-endo.com