過日、お目にかかった
大学の先輩である齋正機さんの作品から
ひとつ。




ここには勝手に掲載できないと思うので
これ以上は遠慮しますが、
我が稽古場では、彼の作品集を展示してまして

そしたら
ある方が
「泣けちゃう」と。

本当に、そう。

あったかーい色調、タッチで描かれた
わが故郷。

じーんわり、くるのです。

子供の頃から、何の気なしに目にしてきた、故郷の風景。

それは、意識の奥底に、きちんと残されていて

こうした作品に触れた時に、
様々な思い出や想いと共に
心に、去来する。


美術も、音楽も。

それぞれの記憶の引き出しをスーッと開いて
優しく心を揺さぶる力を持っている。

素敵ですね。

 
遠藤千晶
http://chiaki-endo.com/



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