にのの手を引っ張って寝室に移動した。

もどかしくてイライラするから、服を脱がすのも乱暴になってしまう。

仄かな明かりの中に浮かびあがる白くて滑らかな裸。
つるりとして毛の薄い身体は、筋肉量が少ないせいか、ラインも柔らかく、そこらへんの女の子に全然負けない抱き心地なんだ。

にのは、ゆっくりとベッドに横になり、おいらを見上げる薄茶色の瞳は濡れている。

その目をすーっと逸らし、薄く唇を開く。
それから片手を上げて髪を触り、ちらりと脇の下が見える。

その仕草は、とんでもなく妖艶で、おいらはぶるるっと武者震いをしてしまう。

「…そんな煽んな 」

ほおを手で包み、触れるだけのキスをした。

首筋に顔を埋めて、舌を這わせてから、チュッと音を立てて唇を落とす。

「…跡つけんなよ」

「 まだつけてねぇよ 」

「 … 」

白い肌で唯一色づいている胸元が、淡い桜色の花を咲かせている。

桜色の縁取りを舌先でなぞる。

熟した果実を啄む…。

指を耳から顎に向かって滑らすと、にのがその手をつかんで口に含んだ。

ちゅる…ちゅく…

音を立てて俺の指を舐め回す。

鼻から漏れる吐息に甘さが含まれて、白い肌がほんのり色づいてくる。


…ああ、やっぱ我慢できねぇ


おいらはにのをうつ伏せにして、白い背中に桜の花を咲かせながら、にのの奥にぎゅっと抱かれて果てた。



fin