「ふっ、ふっ、ふうぅ、っはぁぁ」


風呂から上がって、リビングに入ると、リーダーが床にうつ伏せになっている。


「なにしてんの?」

「…ん?…筋トレ」

「なんかあんの?」

「いや、…なんか、最近、さすがに…。こないだ鏡見たら…なんもねーなぁって、おいらの身体」


近づいて、床にあぐらをかくと、今度は仰向けになって腹筋をはじめた。


「ふっ、ふっ、に、のもっ…」

「やあだ!」

「ふっ、んふふっ。ふっ、一緒にっ、やればっ…」

「やだね。おれ、身体鍛えるとか興味ないもん。そーいう話があればまあ、別だけど。そーなったら、それは仕事だからさ…。それに…」

「…ふっ、ふっ、ああぁっ、ふぅぅ」


はあぁっと大きく息を吐いて、大の字に寝転がったリーダーが、いたずらっぽい顔でこっちを見て、手を伸ばす。


「…それに、なに?」


その手に吸い寄せられるように、おれはリーダーの隣に横になる。


「だって、…好きだって言ったろ?おれの」

「んふふっ、好きだよ、ぽにょぽにょしてて、ずっと触ってたい」


俺は、お腹をぷにぷにとつまむリーダーの手を払って、

「だろ?だから俺はこのままでいーの。さとしのためにわざわざ一個に割るシステムとってるんだからな」


仰向けになっている笑っているリーダーに覆いかぶさって、見下ろす。

ほんのり上気した身体。
うっすらと汗ばむ首元。
大きく上下する胸。


…なんだよ、色っぽいな。


「…筋トレってなんかえろいね」

思わずペロリと汗ばんだ首筋をなめる。

「ねえ、さとしぃ、もっと別の、汗かくことしよーよ」


リーダーが体勢を入れ替えて、俺を組み敷く。
 

「んふふっ。…かずが自分からする運動ってこれくらいだもんな」

「…おっしゃるとおり。だからさ、…運動不足、解消させてよ…」




そのあとはもう…


「ほら、かず、もっと動いて…、あ、すげぇ、やらし…」

俺はリーダーに跨って、夢中でそれを貪れば、汗だけじゃなく、いろいろなものが溢れる。


「もう、だめ…っ、いく、でちゃうよ…」

「いいよ、だして…」



既に2度も果てて、脱力している俺に向かって、リーダーはどSぶりを発揮する。


「かず、まだいけるでしょ。ほら、また…」


「ああ…っ、…ウソだろ、…もう、む、り。…ああん」



俺は、遠くなる意識の中で、半分本気で自分の言葉を後悔した。


fin