雨が降る

二人は一つの傘をさす

 

寄り添う互いの肩は片方ずつ濡れて

それはとても睦まじい

 

 

けれど

あの人はきっと

そんなことはしないだろう

 

私に傘を預けて

一人濡れて行ってしまうに違いない

 

そしたら

私も雨に打たれて

あの人を追いかけよう

 

びしょ濡れの私を見て驚くあの人に

とびきりの笑顔を贈ろう

 

 

イロイロどうでもいい

愛しているということが伝われば

それでいい

歌うことが好きです。

歌は私を豊かにしてくれます。

 

ポテッツ」の一員として、施設やお祭りなどで歌わせていただいて、1年半が経ちました。今年からは、スピンオフでながっさん(key.)とのユニット「ポテサラ」も結成させてもらって、ボチボチ出動。

最近では、別ユニットを組むお話も頂いて、これから練習に入るところですが、ますます豊かさを味わっています。

素敵なイベントに呼んでいただくこともだんだん増えてきて…感謝の気持ちでいっぱいです。

 

歌自体は、決して上手ではないんです。

プロアマ問わず素晴らしい歌い手さんをたくさん存じ上げていますし、オリジナル曲も持っていませんし、身の程は知ってるつもり。

 

だけどだから、歌う環境を与えていただけることは、本当に幸せです。

 

それで、告知をしてみようと思い立ちました。

お声かけいただいたことを心から光栄に思いながら、楽しく楽しく歌います!

お時間の許す方がいらっしゃいましたら、ぜひ足をお運びくださいませ。

 

 

10月13日(土) 17:00~17:30 (ポテサラ)
2018秋のチャリティーイベントinサンスパおおむら~音楽まつり~

千々石のフェスで歌を聴いてくださったお友達からのご依頼、嬉しい!

私たち世代が懐かしく感じる楽曲を歌いたいと思います。

 

 

 

 


10月14日(日) 16:40~17:00 (ポテッツ)
結の浜ミュージックフェスタ2018

お世話になってる「アドリブ」さんからのお誘い、楽しみ!

海に似合う選曲をしたいと思います。

 

10月26日(金) 21:05~21:35 (ポテサラ)

Contrail1周年&ライブハウス・オープン 記念ライブ

ながっさんに「ポテサラどう?」とお話を頂いたライブイベント。

どうやら「赤司カルテット」さんとジョイントセッションできそうな予感で、個人的にワクワク!

 

 

11月18日(日) 19:00~19:30 (ポテッツ)

灯りファンタジア スペシャルナイト in 中央交流広場

今年も出演させていただけるなんて幸せ!

冬の夜の空に響く歌をご用意したいと思っています。

 

 

 

聴いてくださった方々が、心地良くなりますように。

会場で見かけたら、お声かけくださいな!

“遠い空から降ってくるって言う 
倖せってやつがあたいにわかるまで”

 

 

 

ずいぶんと 聞き分けのいい女になった

そんな自分を気に入っているけれど

 

ふと

あの 何もかもが滅茶苦茶だった日々を思い出す

 

 

世の中を斜めに見ながら 偉そうに息巻いてた頃

 

明けても暮れてもタバコばっかり吸ってた 

 

我儘で出鱈目で 周りに迷惑を撒き散らしてた頃 

 

夜起きて

最初にすることはタバコを吸うこと

朝寝て

最後にすることはタバコを吸うこと

 

気怠くて 生きている意味なんかないような 奔放で贅沢な頃

 

 

今はもう とっくにやめたタバコの

咥えたフィルターの

火をつけて吸い込む煙の

あの 深いため息にも似た味を思い出す

 

 

 

ある日突然出ていった彼が

一度だけ会いに来たのは

プカプカしてた あの頃の私か

 

秋の入り口が嫌いです。

切なくてたまらなくなるから。

 

空気が澄んで、空がどんどん高くなって。

風が涼やかに乾き始めると、途端に秋の気配。

 

 

いつも大江千里の歌を思います。

月見れば 千々にものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど

心が散り散り乱れ出すと、悲しみは途方もなくて、月を見ればなんだか泣けて。

秋はいつもそうです。

 

でも今日はなぜか、柿本人麻呂の歌(と言われている)がふと浮かびました。

あしひきの 山鳥の尾の しだり尾の 長々し夜を ひとりかも寝む 

 

 

 

秋の、長い夜。

日が落ちるのが早くなって、暗い夜がすぐにやってきて。

少し肌寒いような、長い夜。

長い長い夜。

 

遠く離れている人を、会いたくてたまらない人を、ただただ思いながら。

たった独りで、横になっても…眠れなくて。

夜が長くて。

 

いつになったら朝が来るのか。

この孤独でいっぱいの暗さは、いつになったら明けるのか。

 

長い長い夜。

長い長い、長い夜。

 

 

 

 

アイロンをかける。

白のワイドパンツは薄手の綿素材でシワが目立つのに、昨日は洗いっ放しのまま穿いて、軽く後悔した。

ママがしょっちゅう「みっともないからアイロンかけなさい」って言ってくれてたのにな。

 

少し学んで、脱水直後にアイロンをかける。

そうすると蒸気を当てる必要もなく綺麗にシワが伸びて、なにしろ殆ど乾いてしまって、取り込む時にはすでにパリッとしている。

これは浴衣のアイロンがけで教えてもらった。

 

 

家事だとか、女の仕事だとか、そんなふうに言われると途端に面倒くさく感じるのはなぜなんだろう。

でも「自分が格好良く在るために」と思うと、なんとなくできる不思議。

まさに気の持ちよう。

 

道具も重要だ。

左利きの私が使うアイロンはコードレス。

アイロン台は袖がかけやすいように変形して作られてあって脚も付いている。

それをテーブルの上に置いて、立ってかける。

いかに心地良くアイロンをかけられるかは、とても重要だ。

 

 

あとは時間に余裕があることが大事だな。

これが基本かもしれない。

時間がなければアイロンがけなんかできないのだ。有難いな。

 


 

気持ちは泡のようなもので

 

生まれては消え

消えては生まれて

 

とどまらずに流れていく

 

方丈記のとおり

 

 

 

それなのに

 

一つだけ

揺れている

想いがある

 

ずっとずっと消えずに

 

まるで

いつまでも咲いている花のような

想いがある

 

ずっとずっととどまって

 

一つだけ

揺れている

想いがある

 

 

 

 

揺れているから

見失う時もあるけれど

それはずっとずっと変わらずに

私の中に確かに存在し続ける

今生きて

 

貴方と出逢えたことに

感謝がある

 

今生きて

 

話し

歌い

心震わせ

涙し

笑い

 

今生きて

 

昨日を懐かしみ

明日を願って

今日を終わることに

感謝がある

 

今生きて

毎日を今生きて

もし明日

私に終わりが来るなら

 

一度だけ

抱きしめてほしいと

懇願するだろう

 

 

消えてしまうから

 

 

命は巡ると信じているけれど

きっとまた あなたの許へと思うけれど

 

体には始まりと終わりがあって

 

目に焼き付いたり 耳にリフレインしたり

瞬間と永遠を行き来するかのように

今 感じている私の体が全てで

 

 

そういうことが

消えてしまうから

 

 

 

 

夜は明け

日は暮れ

 

希望を託しながら

毎日を生きている

 

 

 

 

もし明日
私に終わりが来るなら

最後に一度だけ

歌うことは、幼い頃から好きでした。

 

でも40過ぎてから、ステージに立たせてもらえるとは思ってなかったなぁ。

人生って何があるか分からない。

 

私に機会を与えてくださった全てに、心から感謝しています。

ホント、すごいことだ。

 

「ローズ(The Rose)」*という楽曲をご存知ですか?

私には難易度が高いんですけど、とても好きで、何度もチャレンジしている歌です。

その和訳を、私の言葉として起こしてみたくて。

ここに綴ります。

 

 

「薔薇の花」

The rose

 

誰かが言う

愛は川だと

優しい葦を溺れさせる

 

誰かが言う

愛は剃刀だと

魂を切り裂き血を流す

 

誰かが言う

愛は飢えだと

求め続ける果てない痛み

 

私は言う

愛は花なんだ

そしてあなたは その たった一つの種なんだよ

 

Some say love, it is a river, that drowns the tender reed
Some say love, it is a razor, that leaves your soul to bleed
Some say love, it is a hunger, an endless aching need
I say love, it is a flower, and you, its only seed

 

心は

砕けることを恐れる

トキメキは絶対に知り得ない

 

夢は

目覚めることを恐れる

チャンスは二度と掴めない

 

奪われることを頑なに拒んでたら

与えることなんか出来っこない

 

魂は

死ぬことを恐れる

そしたら

生きるということは分からないままなんだよ

 

Its the heart afraid of breaking, that never learns to dance
Its the dream afraid of waking, that never takes the chance
Its the one who won't be taken, who cannot seem to give
And the soul afraid of dying, that never learns to live

 

夜がすごく淋しくて

道がとても長くて

愛は 幸運と強いもののためだけにあるって

そんなふうに考えてしまう時

 

ねぇ 思い出して

冬には

冷たい冷たい雪の

遥か地中に

 

横たわった種が

太陽の愛で

春には

薔薇の花になることを

 

When the night has been too lonely and the road has been too long
And you think that love is only for the lucky and the strong
Just remember in the winter, far beneath the bitter snows
Lies the seed, that with the sun's love in the spring becomes the rose

 

*ローズ (ベット・ミドラーの曲) Wikipedia
 

 

ポテッツのメンバーとして長崎jigemonフェスティバルに出演 2018.6.10.

私、文章を書くのは好きだけど。

すごく時間がかかるんです。

 

言葉を大事に思ってるから、心のうちをどう表現すれば一番伝わるかっていつも考えてて。

「話す」フェーズと「書く」フェーズは別物だから、結構気を使ってて。

 

指摘されて、ハッとしたことがあって。

 

絵を描く人や、歌を歌う人は、言葉にできないものをアートにして昇華させている。

 

あっこさんラジオで言ってくれたんですけど。

 

私、勘違いしてて、実は文章を書くことは苦手なんじゃないかしら。

好きと得意は違うから。

 

言葉にはもどかしさが伴うんです。私は行間を汲んでほしい。

 

話すことは雲散霧消だから、受け取れなくても仕方ない節がある。

それに、紡いで縒って編んでいく行為そのものが良かったりする。

 

でも「書く」と、伝える側は完了してしまう。

 

 

ここ何日か、HPの中の下書きとか、PCに入ってる書きかけとか、大量にたまっていた文書をどんどん捨てたんです。

思考って古くなるから、文も古くなってて。

たまに私の言葉じゃないものが混ざってて、びっくりしたりして。

 

完了させることができなかった文言たち、ごめんね。

 

 

 

というワケで、さらに絵や歌の世界に踏みこんでいこうと思います。

そこに「書く」行為ではなく「話す」行為を挟みこんで。

私だけのオリジナルセラピーに成形していこうと思います。