1994年5月1日 | たかのブログ

あの日…
イモラの決勝だから日曜日でしたよね。

奈良方面での仕事を終えて神戸の自宅に
遅くに帰り、テレビをつけたらもう23時の
ニュースだったと思います。

この時までは、ニュースの後の録画中継で
あなたの得意とするこのサーキットで今季
一勝目が見られると思ってました。


ところが…
ニュースの冒頭「セナ重体、集中治療室へ」
の一報が…


でも信じてました。
見た目ではあなたは体に大きな損傷を受けて
いるようには見えなかったから…

元気に次戦モナコで圧勝して見せてくれると。


しかし、レース中継中に川井チャンから
もらたされるあなたの容態に事態の深刻さ
を突き付けられ…

レース中継が突如中断され、三宅さん、
今宮さん、川井チャンが沈痛な面持ちで
写し出された時、「嘘! そんなバカな!」
と事実を受け入れられないでいました。

翌日も仕事でしたが一睡もできません
でした。

あれから心に大きな穴が空いたままです。

89年の鈴鹿で魅せてくれた全身全霊を
かけてのスーバーラップ。

またあんな感激を味わいたい。





A Latchkey / 佐藤 準