棚を整理してたら凄い物が出てきた。1996年にアメリカに来た頃、ほぼ同時期にニューヨークに渡った友達が作って送ってくれた手作りのミックステープ。めっちゃ懐かしい。これよく聴いてたんですよ。洋楽の中にユニコーンの服部が入ってるのがとても気に入ってた。
友達はとてもセンスの良い人で頭も良くて外見もとても素敵で、いつも刺激を与えてくれている大好きな友達。彼女のお陰で初めて行ったニューヨーク旅行がとても楽しくで普通の観光では見れない所、ハーレムやブロンクスのNeighborhoodsを見せてくれたし、彼女のジャマイカ人の彼氏と一緒に彼らのアパートの近所で食べたジャークチキンが美味しくて忘れならない。
話は戻ると1996年頃はまだカセットテープをみんな使ってたんですよね。アメリカに来て最初に買ったのがCDとダブルカセットのブンボックス。携帯電話なんかめっちゃデカくて、ゴツくて持ってる人なんかあんまりいなかったから、国際電話や遠距離電話は電話のプリペイドカードを買って使ってたし、インターネットは学校のライブラリーか、コンピューターを持っている友達の家で時折使わせてもらってた。自分が最初に使ったインターネットはもちろんダイアルアップのAOLで” You’ve got a mail”のボイスでメールを開くと言う例のやつ笑。
エンタメはテレビとレンタルビデオが主流Blockbusterと言うビデオ屋さんに週に何度か通って最新の映画やビデオを見てた。それから数年してNetflixでDVDをオーダーして郵送で受け取ると言う形が主流になって行ったんだけど。私が最初に買ったパナソニックのテレビはビデオデッキと一体化したこの写真のようなやつ。笑。これがなかなかの優れ物でアメリカのテレビ番組が英語のサブタイトル付きで見れたので何を喋ってるのか活字化されて英語学習にとても役立った。
あの当時コンサートやライブ情報はGardianやSFWeekelyと言うストリートマガジンを道端のニュースペーパースタンドから取って来てライブ情報を入手し、人気のチケットはそのライブベニューに数日前に行って窓口で購入すると言うアナログな世界だった。でもそのプロセスがライブに行くと言うワクワク感を持ち上げてくれたし、そんなに不便を感じなかったけど、この25年の間にここまで世界が変わるとは想像しても無かったわ。写メールなんて言うのが出来るようになって”日本は凄い”ってアメリカ人の同僚達に自慢してたのは2001年頃話だったかな。![]()


