いきなりで申し訳ないが
私は声が低い・・感じ。
合唱パートでいうと
常にアルト。
主旋律を歌うことなく
ひたすら「この曲何?」というマイナーな旋律を
ソプラノを引き立たせる為だけに
黙々と歌う、渋いパートだ。
高校生の頃
合唱でスペインの娘(調べたら、祭りと花と娘がホントの題名)の時だって
楽しげな祭りの歌詞に交じって
私が担当したのは
「ララ、ラララ、ラララタンブリン」だの
「ララ、ラララ、ラララカスタネット」だの
歌でありながら楽器名を連呼するという
なんとも不思議なものだった。
 ってか、ここだけが印象的でもうちょっとちゃんとした歌詞もあった
とそんなときからはや数十年を過ぎ
本日。

お盆のお参りで
住職さん(以下、おじゅっさん)が我が家へやってきた。
うちは、浄土真宗本願寺派なのだが
お経に節が付いている。
まあ、音階が付いているんだよ。
軽く歌。
みんな仕事やなんやで出払って
我が家代表のワタクシ一人がお出迎えする中
「目で追うだけでもいいので・・」と経本を渡してくれるおじゅっさん。
いやいや、家族代表でいる限り
私は読むよ、経を!!
ってか歌うよ!!
と意気込んでは見たものの
「それでは、一音ですが(この音でずっと経を読む)、
 これはハ長調のミですので音を取らせていただきます」との発言の後
「プゥ~~」というバンマスのような笛の音を聞いたときに
マズイ・・・・と確信した。

そして始まるお経。
それに合わせて読みはじめるワタクシ。

た、高い・・・・・・。
高いのだ、キーが。
カラオケなら絶対下げてる。
が、悲しいかなこれはお経だしおじゅっさんと私だけだ。
音程キープのため
日ごろ聞いたこともないかわいらしい声(と本人は思っている)で
もくもくと経を読むワタクシ。
どんなに最低な私でも、ぐっと笑いをこらえてお勤めは続く。
ああ・・一オクターブ低くでりゃ良かったか・・・と思ったものの
途中で変えるわけにもいかず
結局、へんてこな高音のまま無事お勤めは終わり
お茶飲んで世間話しておじゅっさんは帰って行った。

誰もいなくてよかった、ってかおじゅっさんいたけど。