新手の「時計アニキ」!?腕時計外すも日焼け跡くっきり、被災地視察の政府高官に非難―中国 | ねこ目

ねこ目

Chinaの実状、伝えます。

新手の「時計アニキ」!?腕時計外すも日焼け跡くっきり、被災地視察の政府高官に非難―中国

http://news.livedoor.com/article/detail/7619086/

2013年4月23日、中国四川省雅安市蘆山県の書記に関する写真がネットで話題を集めている。中国大手ポータルサイト・網易(NET EASE)が伝えた。

写真には四川地震被災地を視察する李克強(リー・カーチアン)首相に付き添う范継躍(ファン・ジーユエ)蘆山県書記が写っている。注目を集めているのが范書記の左手首。腕時計の日焼け跡がくっきりある。ネットユーザーらは、范書記は高級腕時計をつけていたが、非難されるのを避けるため外したのではと予想している。その後、ネットユーザーにより高級腕時計をつけている写真が発見された。世界3大高級時計「ヴァシュロン・コンスタンタン」で、価格は21万元(約330万円)だという。

中国では2012年に、交通事故現場の視察中に笑顔を浮かべた陝西省安全生産監督管理局の楊達才(ヤン・ダーツァイ)局長がネットユーザーの反感を買い、ネットユーザーらの捜査で官僚の給料では決して買えないような高級時計をいくつも持っていることが判明した。その後、陝西省の紀律委員会から解任を言い渡された。楊局長は皮肉をこめて「時計アニキ」と呼ばれるようになった。范書記はこの二の舞を避けるために高級時計を外したのかもしれないが、かえって目立っているとして、ネットユーザーは范書記を「時計なしアニキ」と呼んで皮肉っている。

(以上、本文記事終わり)



【CCJE】スタッフより

ネット上に、今回の地震被災地に対して寄付をするかどうか、"香港人"にアンケートをとったものがあった。その結果は「寄付しないが68%」だった。理由は「どうせまた役人(中共)がとってしまうから」という声だった。

知人の香港人にアンケートの事を聞いてみた。すると「もう今回は寄付しないよ。できるなら自分で持っていきたい」と答えてくれた。

大陸中国の腐敗をよく知らない方なら、「それとこれ、今は別では?」と思うだろう。しかし、残念ながら大陸中国は違う。必ず中共がブローカーのごとく中抜きをする。

08年の大地震後、四川省の校舎は強度を見直し建て直したはずだった。ところがこの地震で08年同様、同じエリアの学校がまたもや倒壊してしまった。

<参考記事>
2008年の四川(しせん)大地震では多くの校舎が倒壊し、生徒らが犠牲になった。手抜き工事に対する中国国内の強い批判を受け、政府は学校の耐震強化を約束。楊君の校舎も四川大地震後に建てられたといい、父親の楊国福さん(45)は「しっかりとした校舎を建ててほしかった」と憤った。

誰がどんな腕時計を所持しようが、そんな事はどうでもいいのだ。資本主義経済における自由競争の結果、二極となる結果が出るのは仕方がない。当然そこに社会への僻みや不満も出てくるだろう。

しかし、大陸中国の場合はそうとは素直に受け入れられない。中国独自の社会主義として、資本主義との両立が可能と中共は言った。でも実際は違う。中国の国営企業から民間企業まで、政府が絡んでいないものは一つとしてない。国営なら全て、民間なら大手には必ず中共党書記が存在する。学校も病院も同じだ。だから従業員の雇用にも関係がつきまとう。同じ従業員でも、関係で就職した者とそうでない者では役職も違えば条件も違う。手にする給料は小額でも、あれこれ利権がらみの恩恵を受ける。そんな連中たちは実力以上の経済力を持ち、腕に「ヴァシュロン・コンスタンタン」だってあり得るのだ。

今回の地震が起きた四川省エリアで、ヴァシュロンと同じ21万元(約330万円)で何ができるか日本人には「ピン!」とくるだろうか。あの温州で起きた高鉄(新幹線)事故の死亡保障額が60万元である。60万元なら四川省(成都以外)でマンション(60~80平米)が購入できる。中国の場合、3分の1の頭金を入れた上で、やっと35年ローンが組める。しかし、毎月最低でも2000元ほどのローンを支払う事になり、普通のサラリーマンの給与なら、2000元も払えば1000元残るかどうか。地震の起きたエリアのサラリーマンなら、ローンを払えば何も残らない人の方が多いだろう。

繰り返すが、誰がどんな腕徒計を所持しようがどうでもいいのだ。しかし、四川省雅安市蘆山県の党書記の身分で21万元の腕徒計所持は、生涯所得から考えても誰からも理解される事ではない。

以前、「胡錦濤国家主席(当時)の給料は50万円程度」と、ニュースウェブサイト「文学城」が報じて話題になった。当然誰もが信じないのだが・・・。中国のNo. 1でさえ月給50万円なのに、地方の県の党書記がどうやって330万円の腕徒計を買えるのだろう。その330万円を蘆山県の学校に使っていたらと考えるのは筆者だけではないはずである。